梅雨とは? 梅雨の特徴とは? わかりやすく解説!

気象

春は、冬から夏にうつりかわる途中の季節ですが春から本当の夏になるまでのあいだに、梅雨(つゆ)の期間があります。


梅雨というのは、6月10日ごろから約1か月のあいだ、くもりがちで雨の多い季節のことです。
5月の終わりごろにも数日、梅雨と同じような天気があらわれます。
これを「梅雨の前触れ」とか、「はしり梅雨」などといいます。

暦のうえでは、6月の11日か12日が、入梅(梅雨に入る日)となっています。
東京あたりでは、梅雨に入った日は、平均して、6月10日ごろです。

しかし、入悔は場町によって違い、日本の南のほうからはじまってだんだん北のほうまで進んでいきます。

梅雨のあいだは、毎日、雨が降るというわけではありません。
梅雨の中休みといって、梅雨の期間のうちで、2、3日晴れの日が続くことがあります。

梅雨の期間を30日として、そのあいだのくもりと雨の日を合計すると東京で約25日、福岡で約22日となります。
つまり、梅雨の期間は、全体の日数の70~80パーセントはくもっているか雨が降っていることになります。

梅雨のころの雨は、しとしと降るのがふつうです。
しかし、ときには、すさまじい勢いで、大雨が降ることもあります。

しとしと降る雨は、だいたい、梅雨のはじめのころに多くすさまじい雨に、梅雨の終わりごろに多く降ります。

梅雨のあいだは、よく雨が降りますから、この雨量をあわせると、かなりの量になります。
場所によっては、1年中の雨量の30パーセント以上にまでなるところがあります。

梅雨には、うすら寒い日と、蒸し暑い日とがありますが1年中で、いちばん湿り気の多い時期です。




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