特殊な浸食山地とは?氷食山地・ケスタ・石灰岩山地とは?

浸食の方法や地質などによって、かわった地形ができることがあります。

氷河の浸食によるものや、やわらかい地層と硬い地層が重なりあっているところなどの石灰岩地域に、こういう地形がみられます。



氷食山地

氷河が地表をおおっていたところでは山頂に近いところに氷河が削ってできたすり鉢形のくぼ地ができます。これをカールと呼びます。

カールは、現在も氷河の残っているアルプス山脈やヒマラヤ山脈にはたくさん見られますが日本のように、現在氷河のないところでもみられます。

飛騨山脈の頂付近にその例がありますがこのことから、むかしは日本にも氷河があったことがわかります。

氷河が大きくなると、山頂まで氷河に削られるため川の浸食によるよりも鋭い峰が出来ます。

飛騨山脈の槍ヶ岳はその例ですがアルプス山脈にはマッターホルンやモンブランなど、多くの峰がみられます。

ケスタ

硬い地層とやわらかい地層が重なり合っているところで地層全体が傾いているとやわらかい地層に早く浸食を受けて低くなり固い地層の部分が残って山脈ができます。

石灰岩山地

石灰岩は、酸をふくんだ水に溶けやすいため川のはたらきによる浸食作用よりも水に溶ける科学的な風化作用のほうを大きくうけます。

そのため非常に特色のある地形をしめすことがあります。

かなり広い石灰岩地域では雨水が石灰岩をとかし地表にドリーネとよばれるくぼ地や岩のあらわれた小さな丘のある地形をつくったりします。

このような地形をカルスト地形と言い山口県の秋吉台や福岡県の平尾台は、そのよい例です。




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