摩擦の利用とその例とは? | 科学をわかりやすく解説

摩擦の利用とその例とは?

摩擦の利用

摩擦は、邪魔になることもあれば、役に立つこともあります。
私たちが地面を歩けるのは、地面と足とのあいだに、摩擦があるからです。

本やえんぴつを、手で握っていられるのも、摩擦があるからです。
また、ひもを結んだとき、ひとりでにとけないのも
釘で板を止めることができるのも、摩擦がはたらいているからです。

このほか、摩擦を上手に利用して
私たちの生活に役立てているものが、たくさんあります。



ブレーキ

自転車のブレーキは車輪のリムを硬いゴムで押しつけるようになっています。
これは、ゴムの摩擦が大きいことを利用しています。

また、もっと大きな力で車輪の回転を止めるために
ハンドブレーキが使われています。

これは、摩擦の大きい石綿を材料にしてつくった帯(ブレーキバンド)で、
鋼鉄の輪をしめつけるものです。

スクーター・オートバイ・自動車などのように
速く走る乗り物を止めるためには
さらに大きな摩擦力を出さなければなりません。

そこで、鋼鉄製のブレーキドラムの内側に
固い石綿織物をはったブレーキシューを大きな力で
押しつけるしくみを使っています。

また、汽車や電車などでは、制輪子という鉄を車輪に押しつけて止めます。

スノーチェーン

雪が降ると、バスなどの自動車は、タイヤにチェーンをまきつけます。

これは、雪によって、タイヤがスリップしやすくなるために
タイヤにチェーンをまきつけ、道路とのあいだの摩擦を大きくして
滑らないようにするためです。

チェーンのついていない自動車は、スリップしてたいへん危険です。

このように、摩擦は、私たちの生活に上手に利用されています。






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