世界の動物の広がりとは?いろいろな環境に住む動物とは?

動物の広がり

地球上に住んでいる動物の種類は全部で約100万種あると言われていますがその全部がどこの地域にも住んでいるというわけではありません。

オーストラリアに住むカンガルーやカモノハシはアシアカ陸やアメリカには住んでいません。
地域によって住んでいる動物の種類は、かなり違っているのです。

これは、気象条件や長いあいだの地球の歴史などによって生じたもので、このような生物の広がりかたを、生物の分布と言います。

とくに、陸に住む動物の分布は気象条件や、その陸地が他の大陸とつながっているか、はなれているかなどの影響を受けやすく、また、植物の分布とも深い関係があります。


いろいろな環境に住む動物

気候や植物の分布によって、住んでいる動物がどのように違うかを見ると、およそ、つぎのようにわけられます。

熱帯林の動物

熱帯の森林では、木は勢いよくしげり、木から木へと、つる植物がからまり、下草がしげっています。
林の中は陸上を歩く大きな動物は通り抜けることができませんので獣はネズミジカのような小さなものしか住んでいません。

いつも気温が高いので、昆虫・ヘビ・トカゲ・カエルなどの変温動物が住んでいます。

また林の上のほうには、木の実が1年中実り、それを食べるサルの仲間や、オウム・インコなどがいます。

これらは、ほとんど地上には降りてきません。

熱帯の草原や砂漠の動物

草原や砂漠には水が少ないのでラクダやレイヨウなど何日も水を飲まないでも平気なものが住んでいます。

ほかに、ライオン・チーターなどの猛獣やシマウマ・ダチョウなどがいます。

こういう地域には、ほとんど木がなく見通しがよいのでシマウマ・ウシカモシカ・ダチョウなどは猛獣がら逃れるために足が速く、また、いつも群れをつくって生活しています。



温帯林の動物

温帯の林は、落葉広葉樹が多く、下草はあまりしげりません。
それで、シカ・キツネ・クマなど地上を歩く獣がいます。

また、冬はかなり寒いので、ここに住む昆虫・トカゲ・ヘビ・カエルなど変温動物の多くは冬眠して冬を越します。

ヤマネなど、恒温動物でも冬眠するものがあります。

寒帯林の動物

ここは気温が低いので、変温動物はほとんど住んでいません。
リス・ヒグマ・オオヤマネコ・クロテンなど、すばらしい毛皮をもった獣がいます。

ツンドラ地帯の動物

寒帯林よりもさらに極地(北極)に近いところをツンドラと言います。
ここは、夏が短く、小さな草やコケしかはえていません。

雪や氷に閉ざされた期間が長いので1年を通してここに住む動物は少なくトナカイ・レミング・ライチョウなど草食性のものと、これを食べるホッキョクギツネ・オオカミなどがいるだけです。

ここに住む獣は体温が奪われないように足の裏にまで毛がはえ耳や尾のような冷えやすい部分は小さくなっています。

高山の動物

高山は、気温が低いので寒帯やツンドラ地帯と同じような動物が住んでいます。




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