ロウが燃えてできる物

瓶の中で口ウを燃やすと瓶の内側は水分でくもります。
これは、ロウが燃えて水がでてきたことをあらわしています。


また、ロウが燃えたあとその瓶に石灰水を入れてふると石灰水が白くにごります。

これは、ロウが燃えて、二酸化炭素ができたことの証拠です。

このように、ロウが燃えて水と二酸化炭素になることからロウには炭素と水素とがふくまれていることがわかります。

しかし、ロウは白くやわらかで木炭のように黒くもなければ、固くもありません。

また、水素のように気体でもなければ火をつけて爆発することもありません。
すると、ロウの場合は、炭素と水素とはどういう状態にあるのでしょうか。

これは、炭素と水素とが互いにむすびついて炭素だけ、水素だけとは違った性質をもった物をつくっているのです。

このように、炭素と水素とが化合していても火をつけることにより、そのむすびつきが離れて今度は、それぞれの原子が空気中の酸素とむすびついてしまい水や二酸化炭素となってしまうのです。

アルコールや木・紙なども燃えて二酸化炭素と水とができます。
しかし、これらのつくりはロウとは違い炭素と水素・酸素からできた化合物なのです。



燃える物の重さと、燃えてできた物の重さ

木炭が燃えてできた物が灰だと間違って考えると、物が燃えると重さが減るということになってしまいます。

しかし、木炭が燃えてできるものは二酸化炭素です。
この二酸化炭素は、炭素に酸素がむすびついた物ですから炭素だけのときよりも重さが増しているわけです。

しかし、二酸化炭素などの気体の場合は目方がはかりにくく、実験も面倒になりますが鉄の細い線(スチールウール)を燃やすと燃えて重さの増えることが、はっきりと確かめられます。

マグネシウムを燃やしても、重さの増えることがわかりますがこのとき、できた酸化マグネシウムの一部が飛び散ることがあるので間違えることがあります。

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ロウソクが燃えると、二酸化炭素と水とができます。
こうしてできた二酸化炭素と水とを図のような仕掛けで逃がさないようにして重さをはかるともとのロウソクよりも重くなったことがわかります。

このにように物が燃えるとその物と酸素の重さの和はできた物の重さに等しくなります。

これは、質量保存の法則とよばれている極めて大切な法則です。