泌尿器の衛生、腎臓・膀胱の病気とは? わかりやすく解説!

腎臓の病気

腎炎

風邪・扁桃腺炎・しょう紅熱などのあとに起こりやすい病気です。

おもに糸球体が炎症を起こしたもので、尿の量が減り尿の中に、たんぱく質や血液が混じってでます。

体がむくみ、血圧が高くなります。


尿毒症

腎臓が、血液の中の不用物をうまく取り除くことができないとこれらは血液の中にたまって脳などがおかされます。

これが尿毒症です。

しだいに疲れやすくなり、口が乾き意識がなくなっていきます。

腎石症

尿の成分が、結石といって腎臓の中で石のようにかたまりこれが腎盤や尿管の途中につかえて腹や腰が、ときどき激しく痛む病気です。

この痛みは石が尿管を通るときに起こるものです。

腎臓結核

結核菌が、腎臓についてただれる病気です。
尿の中に血液やたんぱく質がでますが必ず膀胱結核もいっしょに起こり、なかなか治りません。

片側の腎臓がおかされているときはその腎臓をとってしまう手術が、よくおこなわれています。

膀胱の病気

膀胱炎

細菌が膀胱についてその内側の、粘膜がただれる病気です。
尿はにごり、ときに血液がまざります。
粘膜が刺激されるのでたびたび排尿したくなり、また排尿のときに痛みます。

ふつう、抗生物質でよくなります。

膀胱結核

細菌のうち、とくに結核菌が膀胱をおかした場合を膀胱結核とよび膀胱炎の一種で症状も同じようなものです。

膀胱腫瘍

膀胱の内側に、できものができる病気です。
おもな症状は、尿の中に血液がまじっていることですができものが、がんであるかどうかを早く確かめなければなりません。




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