食用にする動物とは?それぞれの特徴とは? わかりやすく解説!

食用にする動物

動物の仲間には、私たちの食用になるものがたくさんあります。

動物からとれる食物には、非常に多くの栄養分がふくまれており私たちの日常生活にとって大切なものばかりです。


ウシ

私たちが食用にするウシには、肉をとる肉牛と牛乳をとる乳牛とがあります。
乳牛からは、1日に10~20リットルもの牛乳がしぼられます。

牛乳はそのまま飲み物にされるほか大きな工場でいろいろな食品に加工されます。

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図からわかるように、ウシからとれるものには、なに1つ捨てるものはなく、私たちの暮らしに利用されていす。

ヤギ

ヤギのちちには、人間の乳と同じような栄養分がふくまれています。
ふつうのヤギからは、1日に0.6~1.8リットルほどの乳がとれます。

ブタ

ブタは、たいへん成長が早くて、よく太る動物ですから、その肉はたいへんおいしく、煮たり焼いたりして食用にされるほか加工してハム・ベーコン・ソーセージ・ラードなどにされます。

このように、役に立つウシ・ヤギ・ブタなどは家畜としてさかんに飼育され、その増やしかたは近ごろでは非常に進歩した人工受精という技術によってなされています。

このほか、肉として利用される動物にはウサギ・ニワトリなどがあります。

ニワトリ・アヒル・ガチョウ・シチメンチョウ

これらの鳥たちからは、たまごや肉をとることができます。
これらを増やすには、その受精卵を巣についた雌鶏に抱かせるか、ふ卵器という。

たまごをかえす装置の中であたためるのです。
するとニワトリでは21日、アヒル・シチメンチョウでは28日ガチョウでは30日でひながかえります。



ミツバチ

みなさんはミツバチがたくさん集まって社会生活をしていることを知っているでしょう。
このミツバチのうち、はたらきバチは花から蜜をとってきて巣の中にためます。

はち蜜は、たくさんの糖分のほかにビタミン類もふくんでいて、たいへん栄養があります。

魚・エビ・カニ・イカ・タコ・貝・クジラ

日本は海に囲まれているので、むかしから海にすむ動物を食用にしてきました。

しかし、自然に海で生まれるものばかりをとっていたのでは、だんだん少なくなるので、飼って増やすこともおこなわれています。

魚や貝などを飼って増やすことを養殖と言います。
養殖されている魚のおもなものは、コイ・サケ・マスなどです。

また、ウナギも、シラスウナギをとって池に入れ、えさをあたえて大きく育てています。

養殖のサケやマスでは、たまごを生む時期になると、めすのたまごをしぼりだし、これにおすの精子をかけて受精させます。

このように、人手によって受精させることを、人工受精と言います。

受精卵は、ふ卵器と言う器に入れてかえしてから、池にうつし、ある程度大きくなるまで育ててから、川にはなしてやります。




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