陸に住む動物の特徴とは?体温を保つしくみとは?

陸に住む動物

陸上は、水中より酸素が多く、食物になる植物もたくさんはえていて動物には住みよいように思えます。

ところが、そうでもないのです。


陸に住む動物の皮膚

カエルを水のないところで飼っておくとミイラのようになって死んでしまいます。
これは、カエルの皮膚を通して、体の中の水分が出てしまうからです。

ですから、陸に住む動物は、体の水分が蒸発しないような、また、硬いものに触れても傷がつかないような、しっかりした皮膚をもっていなくてはなりません。

獣の厚い皮膚、トカゲのうろこ、昆虫の硬い甲(キチン質でできています)は、このような役目もしているのです。

陸に住む動物の呼吸器

動物は、呼吸をしなければ生きていけません。そのため、たいてい呼吸器をもっています。

水の中に住む動物の呼吸器は、ふつう、えらです。

これは、オタマジャクシのえらのように体の外にむきだしになっていても、乾く心配はありません。

ところが、陸上に住む動物の呼吸器は形はいろいろでも、みな、体の中に入っています。



陸に住む動物の足

陸上の動物たちは食物を探しまわるために体を移動させる足が必要です。

ヘビのように、足のないものでも足のかにわりにうろこを使って動きまわります。

トカゲ・ワニなどは足がので体を引きずってよたよたと歩いていますが、獣では長い足をもっているので体を地につけずに楽に歩くことができます。

ネズミ・クマなどは、足の裏を地面にぴったりつけているので、あまり速くは歩けませんが、イヌやシカなどになると足の指先だけしか地につけないので、速く走ることができます。

陸に住む動物の口と歯

動物の食物は種類によって、いろいろ違います。
そして、口や歯は、それぞれ食物をとりやすいような形をしています。

体温を保つしくみ

陸上は温度の変化が大きいので1年中活動するには体温を自分で調節して、いつも同じ温度にしておかなければなりません。

体温を保つために、獣は、皮膚に毛を、烏は、羽毛をはやしています。

毛や羽毛のあいだには熱を伝えにくい空気があるので体の熱はあまり外に逃げません。

また、体温が高くなりすぎると、獣は汗を出したり口を開いて呼吸器から熱を逃がしたりして調節します。

このように陸の上で生活するには、いろいろの、こみいった体のしくみがいります。

ですから、下等な動物の大部分は、陸上に住むことができないのです。




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