ウサギの飼いかたとは? わかりやすく解説!

動物・植物

ウサギの飼いかた

ウサギには、野山に住んでいるノウサギと人間に飼われているイエウサギとがあります。

ノウサギは、つかまえてきて飼っても、うまく育ちませんし、イエウサギとのかけあわせもできません。

イエウサギには、いろいろな種類がありますが日本で飼うものの大部分は肉や毛皮を利用する日本白色種と、おもに毛を利用するアンゴラ種です。


住まい

ウサギは臆病で昼寝て夜活動する性質があり、また、湿ったところを嫌います。
ですから、静かな乾いたところで飼うようにします。

飼育箱は、空き箱などを利用してつくることもできます。
ふつう、はば80センチ、高さ40センチ、奥行40~60センチぐらいにし底の板は少し傾けて、糞や尿が流れでるようにします。

その上に竹のすのこや網のめの大きさが1.5センチほどの金網を平らにのせて、床にします。

正面は、3分の1ぐらいを板戸にし、あとは金網の戸にしてこの箱に、1匹ずつ入れて飼います。

えさ

ウサギは、おもに草や木の葉を食べますが、これだけでは栄養が足りませんから麦・トウモロコシ・ふすま・豆腐かすなどをあたえます。

親ウサギで、1日に青草500グラム、穀類30グラムほど食べます。
1日2、3回にわけてあたえ、夕方の分量を多くします。

あまり濡れたえさはやらないようにし反対に乾いたえさばかりあたえたときは、水をやります。



世話のしかた

つかまえるときは、耳をもたないで背中の皮膚を大きくつかんで持ち上げます。
アンゴラウサギは、ときどき、毛をくしでといてやり、また、ふつう3か月に1回毛を刈取ります。

増やしかた

ウサギは、ふつう7か月ぐらいで親になります。
親のめすウサギは、7日おきぐらいに落ち着かなくなります。
このときにつかまえて、おすの箱に入れ、かけあわせてやります。

その後、30日ぐらいで、5、6匹の子ウサギが生まれます。
母ウサギがお産をするときは、4、5日まえに、やわらかいわらをたくさん入れてやります。

母ウサギは、自分のお腹の毛と、このわらで巣をつくります。
また、お産のときはのどが乾きますので、水をあたえます。

子ウサギは、生まれてから、3日めぐらいでうぶ毛がはえ10日ぐらいで目があきます。

1、2か月したら親からはなしてやります。




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