地形図の見方とは?等高線の見方とは? わかりやすく解説!

地形図のみかた

地形図は、土地の状態を、いろいろな記号や等高線を使って縮めてあらわしたものです。

ですから、地形図をみれば、その土地の状態を、知ることができるわけです。
地形図のみかたが上手になれば、それだけ、その土地のいろいろなことがわかります。

地形には、いろいろなできかたがあり、地形をつくっている物質もさまざまです。
けれども地形図では、形だけが等高線であらわされています。

ですから、等高線のみかたになれることが大切です。


等高線のみかた

5万分の1地形図では、等高線は高さ20メートルごとに同じ高さの場所をむすんだ線です。

2本の等高線のあいだは、ところによって広かったりせまかったりしますがそのあいだの高さの違いは、常に20メートルです。

等高線のあいだの違いは、土地の傾斜の違いによってできます。
傾斜のゆるいほど等高線のあいだは広くなり、急になるほどせまくなります。

90度の絶壁があれば、等高線は重なってしまうわけですが実際には、このような崖は記号であらわしています。

また、同じ傾斜が続けば、等高線のあいだは同じですが傾斜がつぎつぎにかわる斜面では、等高線のあいだも、つぎつぎにかわります。

傾斜が非常にゆるくて、等高線のあいだが広いところで主曲線のしめす20メートルに満たない高低をあらわすときには間曲線や助曲線を使います。

谷線と稜線

等高線の曲がりかたをよく見ると、谷底にあたるところでは等高線は急に曲がっており、尾根にあたるところでは曲がりかたがゆるくなっています。

谷にあたるところをむすんでできる線を谷線、尾根にあたるところをむすんでできる線を稜線と言います。




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