オリオン座・エリダヌス座とは? わかりやすく解説!

オリオン座

これは、四季から通じても、いちばん立派な星座です。
「すばる」が高くなると、真東から縦一文字に昇ってくる、3つ星が目印になります。


オリオンは、ギリシア神話の・狩人で、3つ星は玉の帯びです。

それを囲む4つ星の長方形が、両肩と両足でまわりにある小さい星が、首や、振り上げている棒やライオンの皮の盾などになります。

昇りはじめのオリオンは、横に寝ていますが帯の三つ星が傾くにつれて立ち上がり、西の空で直立します。

三つ星は、みんな二等星で、3度ほどの長さに行儀よく並んでいるので、すぐ目につきます。
正しく東から昇って、正しく西に沈み真南こ届くのは、2月はじめの夜8時ごろです。

オリオン座の星は、たいてい青白く光っています。
温度は1万度以上、3つ星までの距離は、平均500光年ほとです。

長方形の左角の一等屋は、ベテルギウス(巨人の肩)でオリオン座では、仲間外れの赤い星です。

温度は3100度ですが、ふくらんだときの直径は太陽の1000倍、縮まっても600倍という大きな星で、距離は500光年です。

長方形の右下の一等星はリゲル(左足)で、オリオンを代表する星です。
距離は600光年、温度が1万5000度、実際の明るさは太陽の5万倍という、すばらしい星です。

日本では、この星を「源氏星」ベテルギウスを「平家星」とよんでいます。

三つ星の下に見える「こみつぼし」は、オリオンの剣といいますが真ん中の星が、青白くにじんでいるのは、有名な大星雲です。

これは、アンドロメダの星雲とは違って銀河系の中のガスの雲で中にある星の光で輝いている散光星雲です。

距離は600光年です。



神話

オリオンは海の上でも自由に歩けた狩人ですが強いことを自慢したため、サソリに殺されました。

このため星になっても、さそり座を怖がっていますがそのかわり、太い棒を振り上げて、おうし座と戦っています。

エリダヌス座

オリオンの一等星リゲルのそばから、細かい星が飛び飛びに続き大きなSの字を描いて、南の地平線に隠れています。

これが神話の川の名をとったエリダヌス座で一等星アケルナル(川の果て)は、九州の南までいくと見えます。

この星座にあるイプシロンという四等星は、距離は11光年ですがアメリカで電波を送って宇宙人がいるかどうかを試している星の1つです。




モバイルバージョンを終了