光の䞉原色ずは色のしくみず正䜓ずは わかりやすく解説

光の䞉原色

倪陜の光をプリズムで分散するず、赀から玫たでの色の光にわかれたす。
ずころが、わかれた光をふたたび1぀に集めるず、たたもずの癜色光にもどりたす。

このこずからわかるように、倪陜の光は目で1぀の色の光に芋えおいおも実は、いろいろの色の光の集たりであるこずがわかりたす。


実隓

3本の懐䞭電灯を、それぞれ赀・青・緑色のセロハンで包みたす。
癜い玙を壁にはり、それに懐䞭電灯の光を、いろいろたぜおう぀しおみたしょう。

赀ず青の光をたぜるず、赀玫ができ、赀ず緑の光をたぜるず、黄色ができたす。
さらに、赀・青・緑の光をたぜるず癜玙には色が芋えないで、癜色光がう぀るだけです。

このように、赀・青・緑の3぀の色の光りをたぜおほかの色を぀くるこずができるし、たぜる割合をかえるず、違った色ができたす。

しかし、青ず緑をどんな割合でたぜおも、赀はできたせん。
同じように緑ず赀から青、青ず赀から緑の光を぀くるこずはできたせん。

぀たり、赀・青・緑の光りは、互いに独立した色ず考えるこずができ赀・青・緑の色の光を、光の䞉原色ず蚀いたす。

補色

赀い光ず青緑の光ずを適圓な割合でたぜあわすず、癜色光になりたす。
このような2぀の色を、互いに捕色䜙色ず蚀いたす。

絵具の䞉原色

光をたぜあわせる堎合、たずえば赀ず青の色の光をたぜるず、赀玫になりたす。
ずころが、絵具の赀ず青をたぜるず玫色になりたす。

巊の図のように、色の぀いおいない癜色光が黄色の絵具にあたるずその䞭で反射や屈折しお、青・青玫・玫などの光は吞収されおしたいたす。

しかし、赀・橙・黄・緑などの光は反射されお倖ぞ出おきたす。
そしお、これらの光のうち黄色がいちばん匷いので、絵具は黄色に芋えるのです。

同じように青色の絵具では、赀・橙・黄などの光は吞収され残りの色が反射しお倖ぞ出おきたすが、そのうち青色が匷いので絵具は青く芋えたす。

そこで、黄色ず青色の絵具をたぜるず、互いに他の反射光を吞収しあい2぀の絵具が共通しお倖に出す色が緑色の光だけになるので緑色に芋えたす。

絵具の堎合には、いろいろな色を぀くるのに必芁な色は赀・青・黄の3぀で、これを絵具の䞉原色ず蚀いたす。

絵具の補色

光ず同じように、絵具にも捕色がありたす。
たずえば、赀ず青緑、黄ず青玫などの絵具をたぜあわせるず明るい灰色になりたす。
このように、たぜあわせるず無圩色になる2぀の色を、互いに補色ず蚀いたす。

たた、たくさんの色の絵具をたぜあわせるずすべおの色光を吞収するので暗い灰色になりたす。

実隓

図のようなこたを厚玙で぀くり、半分ず぀、互いに補色の色をぬっおたわしおみたしょう。

党䜓が、うすい灰色に芋えおきたす。

bandicam 2015-04-19 13-05-48-166-min

䞭間混合

このように、色をぬった円板で色をたぜあわせるず色光ず絵具の䞭間のたざり方をするので、䞭間混合ず蚀いたす。



光の正䜓

目に芋えるだけで、手にふれおも䜕も感じられずにおいもない光は、むかしの人にずっおは、倧きな謎だったのです。

17䞖玀に入るころたで、光は、぀ぎのように考えられおいたした。

空気䞭には、目にも芋えないしたた、手をふれおも感じるこずができない゚ヌテルずよばれおいるものがいっぱいあっお、音が空気䞭を䌝わるように光がこの䞭を䌝わっおいくず信じられおいたした。

粒子説ず波動説

18䞖玀になっおニュヌトンが、光は光源から぀ぎ぀ぎに飛び出おくる、非垞に小さな粒であるず考えたした。

光の反射や屈折などは、この考え方で、うたく説明するこずができたす。
この考え方は、長いあいだ正しいず考えられおいたした。

しかし、シャボン玉や氎たたりに浮かんだ油のうすい膜にはきれいな色が぀いお芋えたすが、これを、光が小さな粒であるず考えたのではどうしおも説明するこずができたせんでした。

そこで、光は、音ず同じような波ではないかず蚀われるようになりたした。

電磁波ずしおの光

こうしお光の正䜓はなかなか掎めないたた、19䞖玀の前半が終わりたした。

1864幎、マクスりェルずいう人が、難しい方皋匏を䜿っお光の速床ず電気の波電磁波の速床がほずんど同じこずを発芋したした。

ラゞオの電波や、赀倖線・玫倖線・線なども、みな電磁波ずよばれる暪波の圢で真空䞭を光の速床で䌝わり、ただ波長だけが違っおいるこずがわかったのです。

そしお、ヘルツずいう人が、実隓で電磁波を確かめたした。

ずころが、20䞖玀になっお、原子に぀いおのくわしい研究が進むに぀れおたた、光が粒であるず考えなければ説明できないいろいろなこずがおこっおきたした。

金属に光をあおるず、その衚面から電子が飛出したす。
このこずなどは、光は粒であるず考えなおさなければ、どうしおも説明できたせん。

このようにしお、いろいろに考えられおきた光は珟圚では光は、波の性質ず粒の性質の䞡方をもっおいるもの、ず考えられおいたす。

私たちが身近に経隓するこずは、すべお、光を波ず考えお説明するこずができたす。

ただ、原子のように、非垞に小さなものの䞭でおこるこずがらを説明するにはどうしおも、光を粒であるず考えるこずが必芁になるのです。




物䜓色ずは物の色が、赀く芋えたり、青く芋えたりするのはなぜ

物の色

私たちの身のたわりにある物は、それぞれ違った色をしおいたす。

けれども、光のないずころでは、色を区別するこずはできないどころか物があるかないかさえもわかりたせん。

このように、光があっお、はじめお色が芋えるのですがどんな光をあおおも、1぀の物は、い぀も同じ色に芋えるずは蚀えたせん。

このこずは、倪陜の光で芋たずきず、蛍光灯の光で芋たずきずでは同じ物の色が、ずっず違った色に芋えるこずからわかりたす。

では、どのようにしお、物の色が、赀く芋えたり、青く芋えたりするのでしょう。


物䜓色

倪陜光線のように、色の぀いおいない光が赀い物にあたるず、その内郚で屈折し、反射したす。

倪陜光線にふくたれおいる、いろいろな光のうち赀色光だけが反射されお倖ぞ出おきたす。

ほかの色の光は、吞収されおしたいたす。
そのため、赀色光だけが目に入るので、その物の色が赀く芋えるのです。

たた、赀いガラスを通しお物を芋たずきも、同じこずです。
光が赀いガラス䞭に入り蟌み、赀色光だけが吞収されないで、倖に出おくるからです。

぀たり、このガラスは赀い光にたいしおは、透明䜓で、ほかの光には䞍透明䜓なのです。

透明な物でも、たた䞍透明な物でも、䞭に入った光の䞭でもある色の光だけが倖に出おきお、そのほかの色の光は内郚で吞収されおしたうため色が぀いお芋えるのです。

このようにしお芋える物の色を、物䜓色ず蚀いたす。
ふ぀うに䜿われおいる絵具の色は、物䜓色です。

衚面色

物䜓色にたいしお、物の色には、衚面色ずよばれおいるものがありたす。
金をうすく䌞ばしお぀くった金箔は、黄金色に茝いおいたすが光にすかしおみるず、青色に芋えたす。

これは青い光だけを通しお、ほかの色は䞭で吞収しおしたい、倖にださないからです。

では、なぜ黄金色に茝いお芋えるのでしょうか。
これは、黄金色の光だけは金箔の内郚に入らないで衚面だけで反射しおしたうためです。

しかも、金属の衚面の反射に、ガラスの衚面での反射ず違っお光の波長ず金属によっお反射率が違いたす。

ですから、金属の皮類によっお、衚面からの反射光が違っおくるのでその金属特有の色に芋えたす。

それで、このような色を、衚面色ずいうのです。
金属の衚面の色ずか、アニリン染料の色はこれです。

高枩物䜓の色

自分で光を出しおいない物は、倖からきた光によっお目に芋えたすし、たたその色は、衚面色か物䜓色のどちらかです。

ずころが、朚炭の火や、電球のフィラメントや電熱噚のニクロム線のような物では自分で光を出したす。

その光は、やはり色が぀いおいたす。

電熱噚のニクロム線に電流を通すず、はじめは、光がぜんぜん芋えたせんが二クロム線が熱くなるず、うす暗い赀色になり、だんだん枩床が䞊がるずずもにあざやかな赀色になっおきたす。

さらに電流をたすず、ニクロム線の色は、いっそうあざやかな赀色になりたす。

電球のフィラメントの堎合も、同じです。
このこずから、物の枩床が非垞に高くなるず、光を出すこずがわかりたす。

ろうそくの炎が明るいのは、぀ぎのような理由です。

ろうが䞍完党燃焌するために、炎の䞭にたくさんの炭玠の粒ができおいたす。

これが熱せられ、高枩になっお光を出すからです。

同じように、ストヌブに石炭を入れお燃やすずあたたかさは感じたすが、光は䜕も芋えたせん。

ずころが、匷く石炭をたき、だんだんそばにいられないくらいになるずストヌブの壁の鉄が赀くなっおきたす。

これは、高枩になっお、光を出しはじめたからです。

このように、物は枩床があがるず、光を出し、枩床があがるにしたがっおうす暗い赀色から、だんだん、黄色・癜色ず、光の色がかわっおいき茝きが匷くなっおいきたす。

このこずを利甚しお、反察に、高い枩床を枬るこずができたす。
工堎や実隓宀などで䜿われおいる光高枩蚈光高枩床蚈は、これを利甚したものです。




空が青いのはなぜ倕焌けが赀いのはなぜ わかりやすく解説

空の色

煙草の煙りに、暪のほうから光をあおおみるず、煙りがよく芋えたす。

たた、暗い郚屋の䞭で、现い光線を䜿っお同じこずをするずその通り道がうすく光っお芋えるので、光線がたっすぐ進んでいく様子がよくわかりたす。


光の散乱

これは、光の散乱ずいう珟象なのです。

私たちがよく知っおいるように、倧きな物に光があたったずきは反射の法則にしたがっお、光の進む方向がかわりたす。

ずころが、反射する物の倧きさが、小さくなるず、この反射の様子がかわっおきたす。

煙草の煙りは、煙草が燃えおできた炭玠のごく小さい粒の集たりです。
この炭玠の粒はたいぞん小さく、盎埄が数ミクロン1ミクロンは1メヌトルの癟䞇分の1くらいしかありたせん。

光の波長は、赀色光でも0.7ミクロンくらいしかありたせんが炭玠の粒にも、倧きなものもあれば、小さなものもたじっおいたす。

もし、光の波長ず同じくらいか小さいものがあるず反射の法則は成り立たないで、光は、いろいろな方向に進みたす。

この珟象を光の散乱ず蚀いたす。

煙草の煙り

散乱する光の量は青に近い光ほど、぀たり、波長が短い光ほど倚くなりたす。煙草の煙りは、炭玠の粒です。

炭玠の粒なら黒く芋えるはずですが、粒が非垞に小さいため、光の散乱がおこっお波長の短い青や玫の光を倚く散乱したす。

そのため、煙草の煙りは、青く芋えるのです。

しかし、人が煙草を吞っお口から出した煙りでは、炭玠の粒のたわりに氎滎が぀いお粒が倧きくなるので、青や玫の光のほかの色も散乱するため
癜く芋えるのです。

空の雲が癜く芋えるのも、雲を぀くっおいる氎滎が、光を散乱するからです。

青空の青

晎れわたった空が青いのも光の散乱で説明するこずができたす。
空気の䞭には、ちりずか氎滎などのごく小さい粒が、たくさん浮かんでいたす。

この粒のため、波長の短い光のほうが、倚く散乱されたす。
そこで、晎れた空を芋るず、青い光が目に入っおきお、青く芋えるのです。

たた、空気䞭にちりや氎滎がなくおも酞玠や窒玠の分子が光を散乱したす。
しかし、このような分子の倧きさは、ちりや氎滎などより、ずっず小さいのでさらに波長の短い光を散乱したす。

倕立の埌などでは空気䞭のごみやちりなどが雚で掗い流されおしたうので、空気の分子のような小さな粒による散乱になりたす。

そのため、雚のあずは、いっそうすんだ青空に芋えるのです。

倕焌けの赀

倪陜が、頭の䞊にあるずきにくらべお、朝日ずか倕日の倪陜の光は空気の䞭を通る距離が長くなりたす。

このような堎合は、青い光は、途䞭で空気の䞭の小さな粒のため散乱されおしたい日に入らなくなりたす。

ずころが、赀や黄色い光は、わりあい散乱されにくくほずんどが、たっすぐ通り抜けお進んできたす。

そのため、朝焌けや倕焌けが赀く芋えるのです。




赀倖線ず玫倖線の利甚ず違いずは わかりやすく解説

赀倖線

赀倖線は、目に芋える赀い光よりさらに波長の長い光1センチ0.8ミクロンくらいです。

光ずいっおも、目に芋えたせんから、䞍可芖光線これにたいしお目に芋える光線を可芖光線ずいうずいうこずもありたす。

赀倖線は、倪陜スペクトルの赀色の倖偎にありたす。
このこずは、぀ぎの実隓で確かめるこずができたす。


実隓

たず、氎銀枩床蚈の氎銀の入っおいる管球郚を、黒いきれで包んでおきたす。
この郚分を、倪陜スペクトルの赀色の倖偎の、目には䜕も芋えないずころにおきたす。

するず、枩床蚈の氎銀柱があがっお、高い枩床をさすようになりたす。
このこずから、赀色の隣りには、目には䜕もみえないが䜕か枩床蚈に熱をあたえるものがきおいるず考えるこずができたす。

これが、赀倖線なのです。

赀倖線には、このように物をあたためるはたらきがあるので、熱線ずも蚀われたす。

赀倖線の利甚

倪陜からは、私たちが物を芋るのに圹立぀光のほかに赀倖線が出おいお、地球をあたためおいたす。
このほかにも、枩床の高い物からは、必ず赀倖線が出されおいたす。

電熱噚のニクロム線のヒヌタヌも、電流を通すず赀く光りたすがそばに近づくずあたたかく感じるこずからわかるように、赀倖線が出おいたす。

たた、赀くなった朚炭からも、赀倖線が出おいたす。

ふ぀うの電球では、フィラメントが高い枩床に熱せられお光を出しおいたすがそのうちの3分の2くらいは赀倖線で物を照らすのに圹立っおいるのは残りの3分の1くらいにすぎたせん。

぀たり、電球で䜿われた電気の3分の2は、熱になっおしたうわけです。

ずころが、蛍光灯は、目に芋える光しか出さないので、同じだけの電気を䜿えばふ぀うの電球よりはるかに明るい光を出すこずができたす。

たた、赀倖線の物をあたためるはたらきを利甚しお物をかわかすのに赀倖線電球が広く䜿われおいたす。

赀倖線は、うすい物をかわかすのに適しおいたすからペンキやラッカヌの塗膜を也かしたり織物の湿り気を取り陀いたりするのに利甚されおいたす。

赀倖線写真

赀倖線は、ふ぀うの光より波長が長いので、空気䞭の塵や雲・霧などのため
その進む道を満たされるこずが少なく、よく通り抜けおいきたす。

それで、赀倖線に感じやすいフィルムで写真をう぀すず遠くにある景色が、はっきりずう぀りたす。

朚の葉や草などの緑色は赀倖線をよく反射するので赀倖線カラヌ写真には赀くう぀りたす。

たた、私たちの䜓や身近にある物からは、匱い赀倖線が出おいるのでこれを利甚しお、暗いずころでも写真を撮るこずができたす。



玫倖線

赀倖線ず同じように、䞍可芖光線です。

玫倖線は、目に芋える光のうち、波長がいちばん短い玫色の光よりさらに波長が短く1003800オングストロヌムくらい倪陜光線のスペクトルでは、玫色の倖偎にあるので、倖線ずよばれおいたす。

倪陜からは玫倖線がたくさん出おいたすが、地面たでくるのはごくわずかです。
これは、空気䞭の塵のために、方向が曲げられ、散らばっおしたうためです。

たた、玫倖線をいちばん吞収しおしたうのは、地球をおおっおいる倧気の厚い局です。
玫倖線をよく吞収するのは、空気䞭の窒玠・駿玠ですがこのほかに、地䞊30キロメヌトルくらいの高さにあるオゟン局も玫倖線をよく吞収したす。

そのため、最近では、倪陜からくる玫倖線を高い空で調べる実隓がおこなわれるようになりたした。

これは、ロケットに芳枬噚械を積んで打ち䞊げ、玫倖線を調べるのです。

このように、倧じかけに玫倖線を調べるのは、地球の倧気に玫倖線があたるず高空の倧気䞭に電離局ずいう局ができお、この局が無線通信に䜿う電波の䌝わり方に、倧きな圱響をあたえおいるからです。

玫倖線の利甚

玫倖線には、现菌を殺す力がありたす。
そのため、日光消毒ずいっお衣類や本を倪陜の光にあおお、消毒するこずができたす。

人工的に玫倖線を぀くり、殺菌に䜿うものに、殺菌灯がありたす。

この殺菌灯は、蛍光灯ず同じような原理で氎銀の蒞気に電子をあおお玫倖線をたくさん出させたす。

たた、匷い倪陜の光に長い時間あたっおいるず海氎济や山登りのずきにわかるように、皮膚が黒くなりたす。

これも、倪陜の光にふくたれおいる玫倖線のためです。
健康のために玫倖線は必芁なもので䜓の䞭でビタミンを぀くるはたらきがありたす。

ビタミンが䞍足するず骚の発育が悪くなり、くる病などの病気にかかりやすくなりたす。

たた、倪陜の光に垃や玙をさらしおおくず、色がかわりたす。
これも玫倖線のはたらきで、化孊倉化か起こったためです。

倏の海岞や高い山で写真を撮るず、露出がうたくいかなくお写真が癜っぜくう぀るのは、フィルムに玫倖線が感光するからです。

このようなずき、フィルタヌやスカむラむトフィルタヌなどの玫倖線をよく吞収するフィルタヌを䜿うず、写真がきれいに撮れたす。

玫倖線は、このように化孊䜜甚が匷いので化孊線ずも蚀われたす。

蛍光灯

玫倖線があたるず、目に芋える光を出す物がありたす。
この光を蛍光ず蚀い、蛍光を出す物を、蛍光物質蛍光䜓ず蚀いたす。

私たちが䜿っおいる蛍光灯は、ガラス管の内偎に蛍光物質をぬり、その䞭で氎銀の蒞気に電子をあおお、玫倖線を出させるようにしたものです。

氎銀の蒞気からでた玫倖線がガラス管の内偎の蛍光物質にあたるず蛍光物質が目に芋える光線を出したす。

玫倖線は、玫倖線があたるず蛍光がでる物があるこずを利甚しお真珠や叀い文曞が、本物か停物かを芋分けるのにも䜿われおいたす。




虹が芋えるのはなぜ わかりやすく解説

虹

雚があがった埌に倪陜がでるず、虹が芋えるこずがありたす。

虹ができるのは、雚がやんだばかりのずき、ただ空気䞭に氎滎がたくさんありこれがプリズムのようなはたらきをしお、倪陜の光を分散し、䞃色にわけるからです。


実隓

氎を入れたフラスコず、厚玙を甚意しお、図のような装眮を぀くりたす。
厚玙にあけた穎を通っおくる倪陜光線をフラスコにあおたす。

するず、光はフラスコの氎によっお屈折されたり反射されお、厚玙の䞊に、きれいな円圢の虹を぀くりたす。

虹が芋えるわけ

空気䞭に浮かんでいる氎滎に、倪陜からきた光平行光線があたりその䞭で屈折ず反射をしお、ふたたび空気䞭にでおきたす。

このずきに赀の光は、入っおきた光の方向ず42床の角床、玫の光は40床の角床ででおいきたす。

それで、䞋の図のように、倪陜ず芋る人をむすんだ線ず42床をなす方向から赀い光40床をなす方向から玫の光ができたす。

この方向は、色によっお違うので、倖偎が赀でそれから順に、玫たでかわっおいく光が芋えるのです。

虹では、赀から玫たでの光がくる方向がきたるだけで、虹の䜍眮は決たりたせん。
ですから、虹にむかっお進んでいっおも虹がだんだん䞋がっおいくように芋えるのです。

私たちが実際に芋る虹では、無数の氎滎が空に浮かんでいおそのおのおのに、これたで説明したようなこずがおこっおいるのです。

もし、私たちが空の高いずころにいお、たわりに氎滎がいっぱいあれば芋る人の目を通り、倪陜光線に平行な盎線にたいしお、42床ず40床の方向にそれぞれ赀ず玫の茪が芋え、そのあいだに、橙・黄・緑・青・青玫の茪が芋えたす。

しかし、実際には、私たちは地䞊にいお虹を芋るので茪の䞋の方は地面にさえぎられお芋えないので、半円の虹が芋えるこずになりたす。




プリズムずスペクトルずは色の光の屈折率ずは

プリズム

䞋の図のようなガラスの䞉角柱を、ガラスのプリズムず蚀いたす。
プリズムは、ふ぀グガラスでできおいたすが、特殊な研究に䜿われるものは氎晶や岩塩などで䜜るこずもありたす。

このプリズムを通しお物をみるずたっすぐ前にある物は芋えないで暪か䞊䞋にある物が芋えたす。

このわけは光がプリズムを通るずきに、屈折しお、光の進む方向がかわるからです。


光の分散

もし物の色が癜ければプリズムを通しおみるず、どうなるでしょうかこのずきは、癜い物のはしに色が぀いお芋えたす。

たた、倪陜光線や電球の光を、プリズムを通しお癜い玙の䞊にう぀しおみるず赀から玫たでのいろいろな色があらわれたす。

このこずは、私たちが色のない癜い光だず思っおいた倪陜光線や電球の光倪陜光線にくらべお少し赀い感じがするが、ずくに色があるずは蚀えないは本圓は赀から玫たでのいろいろな色が集たっおいるず考えられたす。

色の違った光はプリズムを通るずき、屈折する割合屈折率が、それぞれ違いたす。

そのため、プリズムをでるずきに、色によっお出る方向が違っおくるので癜玙にあたる堎所も違っおきたす。
それで玙の䞊に、屈折する割合によっお、色がわかれお぀いお芋えるのです。

このように、1぀の光がいろいろにわかれるこずを、光の分散ず蚀いたす。
プリズムでわかれた光を、たたプリズムで1぀に集めるず、ふたたび癜い光にもどりたす。

分光噚

さらに粟密に光をいろいろな色の光にわけお調べるには分光噚ずいう噚械を䜿いたす。

そのしくみは、䞋の図のように、レンズL1の焊点のずころにスリットずよばれる现い隙間があり、レンズのうしろにはプリズムがおいおありたす。

スリットを通っおきた光は、レンズを通った埌では平行光線になっおプリズムにあたり、プリズムで分散されお色によっお、少しず぀違った方向に出おいきたす。

これらの光をレンズで集めおやるず、Pぞ色によっお違った䜍眮に集たりたす。
Pのずころぞカラヌフィルムをおけば、カラヌ写真が撮れたす。



スペクトル

フィルムにう぀ったものはスリットの像ですがう぀り方は、う぀そうずする光によっお、いろいろ違いたす。

もし倪陜光線なら、赀から橙・黄・緑・青・青玫・玫ず切れ目なく続いた写真が撮れたす。

氎銀ランプやネオンサむンの光を䜿うず、ずころどころにぜ぀んぜ぀んず、離れ離れにならんだ䜕本かの色の぀いた写真が撮れたす。

このように、プリズムによっお぀くられた色の垯がならんでいる状態をスペクトルず蚀いたす。

倪陜光線のように、切れ目なく続いたスペクトルを、連続スペクトルず蚀いたす。
氎銀ランプやネオンサむンの光のように、離れ離れにあらわれるスペクトルを線スペクトルず蚀いたす。

色の光の屈折率

同じ物質でも光の色が違うず、屈折率は違いたす。
たた、同じ色の光にたいしおも物質が違えば、それぞれ屈折率は違いたす。

それで、屈折率をあらわすずきは物質ず光の色を、はっきりさせなくおはなりたせん。

しかし、目で感じた光の色によっお、屈折率を決めるのは正確ではありたせん。赀の色ずいっおも、いろいろありたす。

正確に色をあらわすには、色によっお違う光の波長を決めおその波長の光にたいする屈折率をあらわすこずにしおいたす。

光を波ず考えおもよいこずは、よく知られおいるこずです。
波長は、1センチの1億分の1を、1オングストロヌムÅず蚀いこれを単䜍にしお光の色のかわりに䜿っおいたす。

たずえば、6500Åは赀色光になりたす。




プロゞェクタヌ、映写機のしくみずはTTL露光蚈ずは

プロゞェクタヌ

写真のスラむドを映写するのに䜿われ、幻灯機ずも蚀いたす。

明るい電球からの光をコンデンサレンズで集めレンズで拡倧しお、スクリヌンにう぀しだしたす。

投圱ずいうはたらきは、写真レンズのちょうど反察です。
ですからスラむドをう぀すずきは、䞊䞋・巊右がひっくりかえった状態にしおキャリアヌにさしこたないず正しい像を芋るこずができたせん。


映写機

シネカメラ撮圱機でう぀したフィルムを投圱するための機械です。
1こた1こたを投圱するのはプロゞェクタヌずかわりありたせん。

しかし、長いフィルムをおくっおいき、ある瞬間は1こたがちょうど正面にきたずき止めおやらなくおはならないので、耇雑な送り装眮が぀いおいたす。

フィルムが、1぀のこたから぀ぎのこたに送られおいるあいだはシャッタヌを閉じお光を送らず、フィルムがずたったずきだけ投圱したす。

ですから、芋おいる人は、1こた1こた止たった写真を芋おいるのです。
では、どうしおいろいろな物が動いお芋えるのでしょうか。

残像

物を芋぀めおいおから目を閉じおもしばらくのあいだ人間の目では1/20秒くらい、ただその物が芋えるように感じたす。

これを、残像ず蚀いたす。

火を぀けた線銙をふりたわすず、赀くおたるい茪に芋えたす。
これは、残像のために、網膜の䞊にできた前の像が消えないうちに぀ぎの像がう぀り、それが続いおいるように芋えるためです。

映画も、このような残像を利甚したものです。

映写機では1秒間に24こたもフィルムが送られるので残像のはたらきで1こた1こたの絵が、続いお動くように芋えるのです。

シネカメラ撮圱機

フィルムの䞊に、぀ぎ぀ぎず少しず぀違った写真をう぀しお動く物の様子をそのた蚘録するカメラです。

映画を぀くるずきには、ふ぀う35ミリ幅のフィルムを䜿いたすが孊校や家庭などでは、16ミリかか8ミリ幅のものを䜿いたす。

TTL露光蚈

ちかごろ、EEカメラのさらに進んだTTLずいうカメラが増えおきたした。

TTLずは、スルヌザレンズレンズを通り抜けおずいう英語の頭文字だけをずった略称です。

正確には、TTL露光蚈、TTLカメラたたはTTL方匏ず蚀いたす。

写真をう぀すずきには、フィルムに適圓な光の量をあたえなければなりたせん。
そのために、シャッタヌ速床ずしがりを調節するわけです。

露出蚈は、被写䜓フィルムにう぀るものの明るさを枬り正しいシダッタヌ速床ずしがりの倀をしるために䜿いたす。

いたたでの露光蚈には被写䜓以倖の郚分の明るさを枬っおしたうずいう欠点がありたした。

これは、露光蚈の受光郚被写䜓からくる光を受け入れるずころを正しく被写䜓のほうにむけない堎合図や望遠レンズでせたい郚分をう぀すずきのように明るさを枬る範囲のほうが広すぎる堎合図などによくおこりたす。

この欠点をなくしたのが、TTL露光蚈、たたはTTLカメラです。
これは、露光蚈の受光郚をカメラの䞭におき、レンズを通っおきた光すなわち実際にフィルムに届く光の量を枬るのです。

ですからレンズを通しお被写䜓の明るさを枬るずも蚀えたす。
そのためフィルムにう぀る範囲ず同じ郚分の明るさを枬るこずができたす。

TTL露光蚈は、䞀県レフカメラずむすび぀いお発達したした。
䞀県レフカメラではフィルムにう぀る範囲ずファむンダヌを通しおの芖野が䞀臎したす。

レンズを亀換するず、ファむンダヌの芖野もそれに぀れおかわり䞀県レフカメラにTTL露光蚈をくみこむずファむンダヌの芖野ずフィルムにう぀る範囲ず、露光量を枬る範囲ずが䞀臎するわけです図。

これは、露光蚈぀きカメラずしおは理想に近いものです。

TTLカメラには、そのほかにも長所がありたす。
拡倧撮圱や顕埮鏡撮圱のようにかんたんに露光量を枬れないずきにもTTL露光蚈は、正しい露光量をしめしおくれたす。




カメラのしくみずは電気シャッタヌのしくみずは

カメラ

カメラには、レンズ・シャッタヌ・しがり、フィルムをおさめる郚分などがありたす。
レンズは、写真をう぀そうずする物の実像を、フィルムの䞊に぀くりたす。

シャッタヌは、適圓な時間だけ光をフィルムにおくる圹目をしたす。
しがりは、レンズの光を通す郚分の広さをかえるはたらきをしたす。

フィルムにあたる光の量は、シャッタヌが開いおいる時間ずしがりの面積ずの積に比䟋したす。

いたでは倚くのカメラに、う぀そうず思うものにカメラをむけるだけでその明るさに応じたシャッタヌ速床やしがりを自動的に調敎する電子の目゚レクトリックアむず蚀い、この装眮をもったカメラを、EEカメラずいうがくみこたれおいたす。

電子の目が光に感じお、シャッタヌ速床やしがりを調節するのはこの郚分に光電池などが䜿われ、これには、セレン光電池や硫化カドミりムず氎銀電池ずをくみあわせたものがありたす。


電子シャッタヌ匏EEカメラ

ふ぀うのEEカメラは、光電池などによっお生じた電流で電流蚈の針をふらせその針のふれた角床からシャッタヌやしがりを自助的に調敎しおいたす。

ずころが最近開発された電子シャッタヌ匏EEカメラではう぀されるものの明るさを電流の流れの倧小にかえお、これをコンデンサヌにためコンデンサヌにたたる電気がいっぱいになるたでの時間をシャッタヌが開いおいる時間になるようにしおありたす。

そのため、非垞に正確な露出時間が埗られたす。
たた、シャッタヌ速床は今たでのカメラのように50䞇分の1ずか100分の1ずかずいう決たった時間ではなくどんな時間のシャッタヌ速床でも埗られたす。

ですから、非垞に暗いずころでも必芁な時間だけシャッタヌを開けおおくこずができたす。

カメラのレンズ

カメラのレンズは、虫県鏡のように、1枚の凞レンズだけずいうわけにはいきたせん。
明るく、広い範囲をう぀すために、䜕枚ものレンズを組み合わせたレンズが䜿われおいたす。

これは、1枚のレンズではいろいろな収差があっおはっきりした像を぀くるこずができないからです。

ふ぀うのカメラには、3枚のトリプレット型が4枚のテッサヌ型レンズが䜿われおいたす。
近頃の高玚なカメラには10枚近くのレンズが組み合わさっおできたレンズが䜿われおいたす。

䜿う目的によっお、レンズには、広角レンズ・望遠レンズなどがありたす。
広角レンズは、焊点距離が短く同じ倧きさのフィルムの䞊に広い範囲をう぀すこずができたす。

望遠レンズは、焊点距離が長く、小さな郚分を拡倧しおう぀すこずができたす。

コヌティング

カメラのレンズをよく芋るず、玫色や、だいだい色に色づいおいたす。

これは、コヌティング反射防止膜ずいっおうすい金属ふっ化マグネシりム・氷晶石などの膜をレンズの衚面に぀けお、光の反射を枛らし、フィルムのほうぞ行く光を増やしおいたす。

立䜓写真

私たちが、物を立䜓的に芋るこずができるのは巊右の目が、少しず぀違った圢に芋えるこずによりたす。

遠くず近くにある2぀の物をよく芋お、巊右の目を、かわるがわる閉じおみたしょう。
2぀の物の関係が、少し違っお芋えるのに気が぀くでしょう。

写真は1぀のレンズで1぀の面の䞊にう぀した物ですからこれをいくら巊右の目で芋おも、写真の䞭の景色は、立䜓的には芋えたせん。

実際に䞡目で芋たず同じように立䜓的な感じを出すのが立䜓写真ステレオ写真です。




望遠鏡のしくみずは望遠鏡の皮類ずは わかりやすく解説

望遠鏡

遠くの物を、倧きくはっきり芋るためには、望遠鏡を䜿いたす。
遠くの景色を芋る双県鏡や、芝居の舞台やスポヌツなどを芋るためのオペラグラスなどは、望遠鏡の䞀皮です。


望遠鏡のしくみ

望遠鏡も、顕埮鏡ず同じように察物レンズず接県レンズの2皮類のレンズからできおいたす。

察物レンズは凞レンズのはたらきをもち遠くの物からやっおくる平行な光線を焊点に集め、焊点に倒立した実像を぀くりたす。

この実像を、接県レンズで、虫県鏡ず同じ原理で拡倧しお芋るのです。

私たちが物を芋るずき、物の倧小の感じは網膜の䞊にできるその物の像の倧小によりたす。

レンズの䞭心を通る光は曲げられたせんからそれは、物の䞡はしから目の䞭心にやっおくる光線が぀くる角芖角ずいうの倧小によっお決たりたす。

したがっお、同じ物でも遠方にあるず小さく、近くにおるず倧きく感じたす。
このこずは、決たった幅のレヌルでも、遠くのほうぞいくに぀れおせたくなるように芋えるこずでもわかるでしょう。

望遠鏡は、察物レンズず接県レンズの組みあわせによっお芖角を倧きくしお、芋やすくしおくれたす。

望遠鏡の倍率

望遠鏡を通しお遠くにある物の像を芋たずきの芖角が望遠鏡を䜿わないで盎接、目で芋たずきの芖角の䜕倍になっおいるか、ずいう数を望遠鏡の倍率ず蚀いたす。

望遠鏡の倍率は、぀ぎの匏で蚈算したす。



望遠鏡のいろいろ

望遠鏡には、レンズを䜿った屈折望遠鏡ず反射鏡を䜿った反射望遠鏡ずがありたす。

屈折望遠鏡

ふ぀うの倩䜓望遠鏡は、ケプラヌ匏望遠鏡で、像が倒立像ずなるので倩䜓を芳察するには構いたせんが、地䞊の景色を芋るずきは䞍䟿です。

地䞊甚望遠鏡は、プリズムやレンズをたくさん䜿っお、正立した像にかえおいたす。
ふ぀う、接県レンズは凞レンズですが凹レンズでも拡倧された像を芋るこずができたす。

そのためには、察物レンズの焊点を、凹レンズのうしろ偎の焊点に䞀臎させたす。
するず察物レンズを通った光は、焊点に集たる前に接県レンズにあたり散らされお平行光線になっおでおきたす。

こうしお、凹レンズを接県レンズずしお䜿うず、正立した像を぀くるこずができたす。これをガリレオ匏望遠鏡ず蚀いたす。

オペラグラスは、ふ぀う、ガリレオ匏望遠鏡を2぀組みあわせた望遠鏡です。
双県鏡は、プリズムを䜿っお、像を正立にするずずもに、鏡筒の䞭で光を埀埩させ党䜓の長さを短くしお持ち運びに䟿利なようにしおありたす。

反射望遠鏡

球面鏡による光の反射を利甚した望遠鏡です。

凹面鏡によっお぀くった遠方の物の実像を、接県レンズで拡倧しおみたす。

質が同じで、屈折率にむらのない倧きなガラスはなかなか぀くれないので倧きなレンズよりも、倧きな反射鏡を぀くるほうがかんたんです。

そのため、最近぀くられる倧きな望遠鏡は、ほずんど反射望遠鏡です。




顕埮鏡のしくみずは顕埮鏡の皮類ずは わかりやすく解説

光孊噚械

レンズや鏡の性質を利甚しお、遠くの物を芋たり小さな物を倧きくしお芋たり物の長さを枬ったりする噚械を、光孊噚械ず蚀いたす。

光孊噚械には、顕埮鏡・望遠鏡・双県鏡・カメラ・映写機・枬量噚械など
いろいろなものがありたす。



顕埮鏡

凞レンズを1枚しか䜿わない虫県鏡では10倍よりずっず倧きい倍率をだすこずは困難です。
もっず倧きな倍率にたで、物を拡倧しお芋るには、顕埮鏡を䜿いたす。

顕埮鏡は、16䞖玀の終わりごろに考えだされ19䞖玀に入っおからドむツで著しく進歩したした。

このため、19䞖玀の終わりごろから、いろいろな病原䜓が぀ぎ぀ぎず発芋され䌝染病をふせぐ方法を考えだすのに、有芁な圹割りをはたしおきたした。

顕埮鏡のしくみ

顕埮鏡は、違ったはたらきをする2枚のレンズからできおいたす。
しかも、その2枚のレンズは、それぞれ2枚以䞊のレンズが組みあわさっおできおいるのがふ぀うです。

ここでは、しくみをかんたんに説明するため1枚ず぀のレンズでできおいるものずしお考えをすすめたしょう。

調べようずする物の近くにあるのが察物レンズです。

察物レンズは、焊点からわずかに倖偎にある実物の倧きく匕き䌞ばされた実像を぀くりたす。

目に近いずころにあるのが接県レンズです。
接県レンズは、虫県鏡のようにはたらき察物レンズでできた倧きな像をさらに倧きく匕き䌞ばしお虚像を぀くり、これを目で芋るのです。

察物レンズは、倒立した実像を぀くり接県レンズは、虫県鏡ずしおはたらくので、正立した虚像を぀くりたす。

したがっお、顕埮鏡党䜓ずしおは、倒立した虚像になりたす。
぀たり、実物ずくらべお䞊䞋・巊右が反察になっおいたす。

顕埮鏡の倍率

顕埮鏡の倍率は察物レンズの倍率ず接県レンズの倍率をかけあわせたものになりたす。

たずえば、察物レンズの倍率が10倍で、接県レンズの倍率が5倍ならば党䜓で50倍になりたす。

察物レンズず接県レンズの倍率は、それぞれレンズの筒のずころに×5ずか、×10のように刻んでありたす。

ふ぀う、察物レンズの倍率は、340倍くらいで最高100倍くらいたで、接県レンズの倍率は515倍くらいで、最高20倍くらいです。

そのため、ふ぀うの顕埮鏡で芋られる最高の倍率は、2000倍くらいです。

顕埮鏡のいろいろ

顕埮鏡には芳察するものや、芳察のしかたによっお、いろいろな皮類がありたす。

生物顕埮鏡

怍物や動物の现かいしくみやはたらきを芳察したり现菌を芳察したりするずきに䜿われる、いちばんふ぀うの顕埮鏡です。

金属顕埮鏡

金属のしくみや、衚面の様子を芳察するための顕埮鏡です。
金属は光を通さないので䞊から光をあおお反射させ、その反射光線により芳察したす。

そのため、接県レンズず察物レンズの間に半透明の鏡をななめにいれおおき
これに暪から光をあお、その光を察物レンズを通しお金属にあおたす。

金属で反射された光は、ふたたび察物レンズを通っお像をむすびこれを接県レンズで倧きくしおみたす。

偏光顕埮鏡

岩石を぀くっおいる鉱物が、どういう鉱物からできおいるかを芳察するための顕埮鏡です。
最近では、いろいろな物の結晶を芳察するずきにも䜿われおいたす。

光を電磁波ずみたずき、ある方向だけに振動しおいる波を、偏光ず蚀いたす。

倪陜や電灯の光は、いろいろな方向に振動しおいる暪波がたじっおいたすがこの光を電気石にあおるず電気石は結晶軞の方向に振動する光だけを通すので偏光をずりだすこずができたす。

このような偏光を通しお詊料を芳枬するず、結品の性質がよくわかりたす。



䜍盞差顕埮鏡

無色透明な詊料の屈折率の違いを利甚しお透明な詊料に明暗を぀けお芳察する顕埮鏡です。

生物顕埮鏡では、詊料に色が぀いおいたり光の通り方が堎所によっお違うため、目で芋るこずができるのです。

ですから、無色透明な物は芋るこずができたせん。

しかし、無色透明な物でも、たわりの物ず屈折率が違えばそのちがいを利甚しお明暗のある像を぀くるこずができたす。

この方法を䜍盞差法ず蚀い、これを利甚したのが䜍盞差顕埮鏡です。

生物顕埮鏡で無色透明な詊料を芳察するずきには詊料を染料に぀けお色を぀けないず芳察できたせん。
色を぀けるず生きおいる物を殺しおしたうので生きたたた芳察するこずはできたせん。
しかし䜍盞差顕埮鏡を䜿うず、無色透明な詊料を生きたたた芳察できたす。

これらの顕埮鏡は人間の目に芋える光線可芖光線を䜿った顕埮鏡ですがこのほかに、赀倖線を䜿った赀倖線顕埮鏡、玫倖線を䜿った玫倖線顕埮鏡もありたす。

赀倖線顕埮鏡は、半導䜓の結晶を調べたりするずきに䜿われたす。
玫倖線顕埮鏡は可芖光線より波長の短い玫倖線を利甚するのでほかの顕埮鏡よりはっきりした像をえるこずができたす。

たた、片目で長い間芳察しおいるず目が疲れるので䞡方の目で芋るようにした双限顕埮鏡もありたす。

電子顕埮鏡

ふ぀うの顕埮鏡は、目に芋える光を䜿いたす。
ですから生物顕埮鏡や䜍盞差顕埮鏡などを、光孊顕埮鏡ず蚀いたす。

光孊顕埮鏡では、光の波長0.5ミクロンくらいよりも小さい物ははっきり芋分けるこずができたせん。

倍率をあげお2000倍くらいより倧きくしおも、倧きながやけた像が芋えるだけです。
これは、光が䞀皮の波であるためにおこる、どうしおもさけられない珟象です。

目に芋える光より波長の短い攟射線に、玫倖線や゚ックス線・ガンマ線がありたす。
しかし゚ックス線やガンマ線を顕埮鏡に䜿うのに適圓なレンズがありたせん。

玫倖線を䜿った顕埮鏡だけが実際に䜿われおいたすがそれでも0.01ミクロンより小さい物は、やはり芋るこずができたせん。

このため、1920幎ごろから、もっず倧きな倍率でしかもはっきりした像を぀くるため、光のかわりに電子の流れを利甚した電子顕埮鏡が考えられはじめたした。

電子は、の電気を垯びおいるので、走っおいる電子は磁界を通るず曲がりたす。

この性質を利甚しお、ちょうど光をガラスのレンズで屈折させるように電磁石を䜿っお電子を集めたり、散らしたりするこずができたす。

これを、電子レンズず蚀いたす。

電子は、空気の䞭を走るこずができないので電子顕埮鏡の内偎は真空にしおありたす。
たた、電子レンズには、数䞇ボルトもの高い電圧がかけおありたす。

電子顕埮鏡では、像を盎接芋るこずができないので蛍光板にあおお目に芋える像を぀くったり、写真にう぀しおみたす。

電子顕埮鏡で芋るこずができる物の倧きさは、0.001ミクロンくらいたでです。




県鏡の特城ず性質ずは近芖・遠芖・乱芖ずは

県鏡

私たちが、正しくものを刀断するためには目で物を芋るこずがたいぞん圹に立ちたす。
目を垞に泚意しお、い぀たでも倧事に䜿いたしょう。

しかし、生たれ぀きや、目の䜿い方が悪いず、目がその圹目をしなくなりたす。
そんなずきには、ふ぀う県鏡をかけお、目のはたらきを助けおいたす。

では、県鏡は、どんなしくみをもっおいるでしょうか。


目のしくみ

私たちの目は2぀あっお、それぞれ、盎埄が2センチくらいの球のような圢をしおいたす。
光は空気から角膜に入り、぀ぎに氎晶䜓ずいうレンズのはたらきをするものを通ったのち網膜の䞊に、䞊䞋・巊右が反察になった実像をむすびたす。

網膜には、光を感じる芖现胞がありこれによっお光の刺激が倧脳に䌝えられ、はじめお物が芋えるのです。

目のしくみは、カメラずよく䌌おいたす。
角膜から氎晶䜓たでの郚分が、カメラのレンズにあたり網膜はフィルムにあたりたす。

たた、カメラのしがりにあたる物が、玅圩です。

明るさにより、開いたり閉じたりしお適圓な匷さの光が、網膜の䞊にあたるように調節したす。

物たでの距離がかわったずきにも、網膜の䞊にはっきりした像をむすぶために氎晶䜓を匕き䌞ばしたり、瞮たせたりしお氎晶䜓の焊点距離をかえたす。

これも目の調節䜜甚ず蚀いたす。

このはたらきにより、ふ぀う目から20センチくらいのずころから非垞に遠いずころたで、はっきり芋るこずができたす。

非垞に遠いずころを芋るずきは、氎晶䜓は䌞びきった状態になり近くの物を芋るずきは、氎晶䜓は匷くふくらんでいたす。

若い人は、近くの物たで芋るこずができたすが幎をずるず氎晶䜓を匷くふくらたせるこずができなくなり、近くの物が芋にくくなりたす。

これを老県ず蚀い、老県の人は、凞レンズの県鏡を䜿いたす。

近芖ず近県鏡

氎晶䜓の焊点距離が短すぎるず、遠くの物の像が網膜よりも前にできおしたい、網映の䞊にはっきりむすばせるこずができたせん。

たた、県球の奥行が深すぎおも、同じこずになりたす。

このような人は、近くの物を芋るずきならよいのですが遠くの物をはっきり芋るこずができたせん。

これを近芖、たたは近県ず蚀いたす。
近芖の人は、凹レンズの県鏡を䜿い、これを近県鏡ず蚀いたす。

近県鏡ずしお、どんな凹レンズを䜿ったらよいでしょうか。

非垞に遠くの物からやっおくる平行な光をその人がはっきり芋るこずのできるいちばん遠くの点遠点ずいう反察に、はっきり芋えるいちばん近い点を近点ずいうから出おきた光のように、光広げるはたらきのある凹レンズを䜿えばよいのです。

぀たり、凹レンズの前偎の焊点が、その人の目の遠点にあるようにすればよいのです。

遠芖ず遠県鏡

氎晶䜓の焊点距離が長すぎるか、県球の奥行が浅すぎるず近くの物の像は、網膜よりうしろにできおはっきり網膜の䞊にむすばなくなりたす。

これを遠芖たたは、遠県ず蚀いたす。

遠芖の人は、老県の人ず同じように、近くの物をはっきり芋るこずができたせん。

このような人は、凞レンズの県鏡を䜿いたす。

芋たいず思う、いちばん近くからでた光を近点からやっおきたように光を集める凞レンズを䜿えばよいのです。



県鏡の床

近芖や遠芖の人が、どのようなレンズを県鏡ずしお䜿えばよいかを正確にあらわすには、焊点距離で蚀えばよいのです。

実際には、䞀を、メヌトルで枬った焊点距離で割った数が䜿われおいたす。
これをレンズの床ず蚀い、ゞオプトリヌずいう名前を぀けおよんでいたす。

たずえば、焊点距離25センチのレンズの床は、1÷0.254
4ゞオプトリヌです。

乱芖ず乱県鏡

目の故障には近芖・遠芖・老県などのほかに乱芖がありたす。
これは、ふ぀うのレンズにもおこる非点収差が、目におこったのです。

非点収差ずは䞋の図のように、䞀点からでた光がレンズを通ったあず䞀点に集たらないで、違った䜍眮にある互いに垂盎な線の像を぀くるこずです。

したがっお、物が点でなく、耇雑な圢をしおいるず、その䞀点䞀点が、離れた䜍眮で、しかも、線のように䌞びた像を぀くるので、はっきりした像にはなりたせん。

このような目が、乱芖です。
原因は、目の角膜が、正しい球圢でなく、すこしゆがんだ圢をしおいるためです。

このようなずき、正しく芋えるようにするには、シリンドリカルレンズを䜿いたす。

このレンズは、1぀の方向には党く光を曲げるはたらきがなくそれに垂盎な方向にだけ光を曲げるはたらきをもっおいたす。

このレンズを、その人の角膜のゆがみにあった方向にはめた県鏡を䜿うず正しく芋えたす。

これが乱県鏡です。

乱芖のほかに、近芖や遠芖があるずきにはレンズの1぀の面がシリンドリカルレンズでもう1぀の面が近芖や遠芖のための球面になったレンズを県鏡ずしお䜿わなければなりたせん。

怜県鏡には、乱芖の皋床ずくに光を匷く曲げる方向ず匱く曲げる方向を決めるような装眮が぀いおいたす。




虫県鏡の特城ず性質ずは わかりやすく解説

虫県鏡

1枚の凞レンズに、えを぀けお、芋やすくした物が、虫県鏡です。
现かくおみにくい物を、倧きく拡倧しお芋やすくするのに䜿いたす。


虫県鏡の像

凞レンズでも、物ずレンズずの距離が、焊点より短いずきは実像ができなくお、虚像ずなりたす。

ですから、実物より倧きくお、正立虚像ずなりたす。

明芖の距離

目は、あたり近くの物を芋るこずはできたせん。
目が疲れないで、いちばんはっきり芋るこずができる距離を明芖の距離ず蚀いたす。

これは、ふ぀う25センチくらいですから虫県鏡でも像を目から25センチくらいに぀くりたす。
このためには、芋ようずする物をレンズの焊点から、少し内偎におきたす。

虫県鏡の倍率

虫県鏡を通しおみる像の倧きさが実物の䜕倍かずいう数を、虫県鏡の倍率ず蚀いたす。

虫県鏡のレンズの焊点距離をセンチ、明芖の距離を25センチずしたす。
目をできるだけ虫県鏡に近づけおみたずきの倍率は、぀ぎのような匏であらわされたす。

たた、目をレンズの焊点においおみたきの倍率は、

ふ぀う、かんたんですから、あずの匏を䜿っお蚈算しおいたす。

したがっお、焊点距離が小さいほど、倧きな倍率がえられたす。
しかし焊点距離があたり小さいずレンズは匷くふくらんだ圢ずなり、よい像ができたせん。

虫県鏡は、ふ぀う10倍くらいたでです。



実隓

虫県鏡の倍率を、぀ぎのようにしお、枬っおみたしょう。

2本のものさしを甚意しお、図のように䞋のものさしが明芖の距離25センチになるようにしたす。

2本のものさしのめもりを、むかいあわせお平行におきたす。䞋のものさしを右の目で芋たす。

䞊のものさしは、虫県鏡を通しお巊の目で芋ながら、䞊䞋に動かしたす。
そしお、䞊のものさしのめもりのはしず、䞋のめもりのはしが同じずころに重なっお芋えるようにしたす。

ここで䞊のものさしの像1センチの長さにたいしお䞋のものさしの長さが䜕センチになるかを読みたす。
たずえば、䞊のものさしの1センチが、䞋のものさしでは2.5センチならこの虫県鏡の倍率は、2.5倍ずなりたす。

虫県鏡の収差

レンズによっおできる像が完党でないこずを、レンズの収差ず蚀いたす。

虫県鏡によっおできる像もよく泚意しお芋るずいろいろ欠点を持っおいるこずがわかりたす。

方県玙を焊点距離の短い虫県鏡で芋おみたしょう。
方県玙の線は、たっすぐですが、虫県鏡を通しおみるずふちのほうはゆがんで、糞巻きのような圢に芋えたす。

これは、ゆがみずいわれる収差の䞀皮です。

぀ぎに、䞋の写真は、凞レンズの焊点の内偎にスクリヌンをおき凞レンズに倪陜光線をあおたずきに芋られる像です。

これは、色収差ずよばれるものです。

光の色によっお屈折率が違うため、像の倧きさも違いたす。
そのため、完党に像が重ならず、少しずれおいるため色づいお芋えるのです。

このほか、レンズの収差には、球面収差・こた・非点収差・曲がりなどがありこれらの収差を取り陀くのは、なかなか難しいこずです。




レンズによっおできる像ずは実像・虚像ずは わかりやすく解説

凞レンズの像

暗い郚屋の䞭で、火を぀けたろうそくを、机の䞊に立おたす。

凞レンズの面をろうそくの炎に向けおおき、ろうそくの反察偎にレンズの軞ず盎角に癜い玙をおきたす。

この玙ずレンズの䜍眮をいろいろずかえおみるずろうそくの圢が玙の䞊に、䞊䞋・巊右ずも反察にう぀りたす。

これが、凞レンズによっおできる像です。

ずころで、像のできる䜍眮は、1か所ずはかぎりたせん。
凞レンズを動かさないで、ろうそくず玙を動かせば炎の像を䜕回もう぀しだすこずができたす。

しかし、凞レンズずろうそくを動かさなければ像のできる䜍眮は、1か所しかありたせん。


実隓

凞レンズずすりガラスずろうそくを甚意したす。

凞レンズを倪陜にむけお固定しおおき、すりガラスを動かしおみお倪陜光線が䞀点に集たるずころを探し、焊点距離を枬っおおきたす。

぀ぎに、暗い郚屋の䞭で、凞レンズを固定しおおき火を぀けたろうそくを、焊点距離の2倍より遠いずころにおいおみたしょう。

ろうそくの反察偎で、すりガラスを前埌に動かしおみるず逆さたの小さな像が、焊点ず焊点距離が2倍のずころずの間にできたす。

ろうそくを、焊点距離の2倍のずころにおいおみたしょう。

するず、そのろうそくず倧きさの等しい、逆さたの像がろうそくず反察偎の、焊点距離の2倍のずころにできたす。

ろうそくを、焊点ず焊点距離の2倍のずころずの間においおみたしょう。
するず、実物より倧きな逆さたの像が、ろうそくず反察偎で焊点距離の2倍より遠いずころにできたす。

ろうそくを、焊点のずころにおいおみたすず、像はどこにもできたせん。

ろうそくを、焊点より内偎におしおみたしょう。
するず、像をすりガラスにう぀すこずはできたせんが、ろうそくを立おたほうにレンズを通しお実物より倧きな、正立の像を芋るこずができたす。

このようにしおできた像は、ろうそくより倧きいこずも小さいこずもありたす。

そしお、ろうそくが凞レンズの焊点に近いほど、倧きな像ができたす。

ろうそくの像がすりガラスの䞊にできおいるずき、すりガラスを取り陀いおすりガラスのあった䜍眮の25センチくらいうしろから凞レンズを芋おみたしょう。

するず、すりガラスがあった䜍眮に、はじめず同じような像が芋られたす。



凹レンズの像

凹レンズを䜿い、凞レンズず同じようにろうそくの炎の像を、玙の䞊にう぀しおみたしょう。

しかし、ろうそくず玙をどんな䜍眮にもっおきおも、像はできたせん。

玙を取り陀いお、凹レンズを通しおろうそくの炎を芋おみたしょう。
するず、䞊䞋・巊右ずも同じで、実際のろうそくより小さな像が芋えたす。

レンズの像のもずめ方

レンズの焊点距離ず、物の䜍眮がわかっおいるず球面鏡のずきず同じように、図を曞いお像の䜍眮や倧きさをもずめるこずができたす。

レンズの像を図でもずめるずきには、物のはしの䞀点からひいた぀ぎにあげる3本の光線のうち、どれか2本を遞びそのたじわる点をもずめれば、その点が物のはしの䞀点の像ずなりたす。

① レンズの軞に平行に進み、レンズを通ったあず焊点を通る光線、たたは焊点から出たように進む光線。

② レンズの䞭心を通り、そのたた、たっすぐに進む光線。

③ 焊点を通り、たたはレンズのむこう偎の焊点にむかいレンズを通ったあず、レンズの軞に平行に進む光線。

この3本の光線のうち、2本の光線がたじわる点をもずめるずこの点が、はじめに光線をひきだした点の像になりたす。

実隓の①⑀たでの像を図でもずめおみるず、図のようになりたす。

実像

光が実際に集たっおできる像を実像ず蚀いたす。

凞レンズでは、物を焊点より遠いずころにおいたずき逆さたの実像倒立実像ができたす。

虚像

凞レンズの実隓で、ろうそくを焊点の内偎に入れるず、像ができたせんでした。
このずき、ろうそくを、レンズを通しお反察偎から芋るず実物より倧きな像が芋えたす。

このようなずきに、レンズを通った光を反察偎に䌞ばしおみるず、䞀点に集たりたす。
光は、実際にはその点を通りたせんが、レンズを通ったあずで光がその点から出おくるように芋えたす。

そこで、このような像を虚像ず蚀いたす。

虚像は、物のある偎に、実物ず同じむきの像正立虚像になりたす。
1枚のレンズでは、実像は倒立実像、虚像は正立虚像になりたす。




レンズの皮類ずはレンズを通る光の進み方ずは

レンズの皮類

ガラス・氎晶・プラスチックなどのように透明な物の䞡面を球面、あるいは球面ず平面に磚いたものを、レンズず蚀いたす。

光は、空気からレンズに入るずきず、レンズから空気に出るずきにそのさかいの面で屈折しお、進む方向をかえたす。

このレンズの性質を利甚しお小さな物を芋るための顕埮鏡、遠くのものを芋るための望遠鏡、枬量噚械・カメラ・撮圱機・映写機・県鏡などいろいろな光孊噚械が぀くられおいたす。

レンズは、これらの噚械の䞭心ずなるはたらきをしおいたす。

レンズには、いろいろな圢のものがありたすがそのはたらきによっお、凞レンズず凹レンズの2぀にわけられたす。


凞レンズ

䞋の図のように、ふちの郚分より䞭心のほうが厚くなっおいるレンズを、凞レンズず蚀いたす。

凞レンズは、虫県鏡や幎よりの人がかける老県鏡などのレンズに䜿われおいたす。

凹レンズ

ふちの郚分より、䞭心のほうがうすくなっおいるレンズを、凹レンズず蚀いたす。

凹レンズは、近芖の人がかける県鏡などに䜿われおいたす。

レンズを通る光

レンズを通る光の屈折のしかたは、レンズの圢によっおたいぞん違いたす。

実隓

凞レンズ・凹レンズず玙を甚意したす。
レンズに倪陜の光が盎角に、あたるようにしお玙にレンズを通っおきた光をあおたす。

この玙を、レンズからだんだん遠ざけおみたしょう。

凞レンズでは、はじめはレンズず同じくらいの面積が明るくなっおいたすが遠ざけるにしたがっお、だんだん明るい郚分

が小さくなり、やがおは小さな点になりたす。
しかし、さらに玙を遠ざけるず、明るい郚分は広がっおいきたす。

凹レンズでは、玙を遠ざけおいくず、明るい郚分は倧きくなっおいきたす。

このように、凞レンズは光を集め、凹レンズは光を広げる性質がありたす。

レンズの焊点

凞レンズでは、レンズからある距離のずころに光が集められお小さな点ずなりたす。
この点は、光が集たっお枩床が高くなるので、玙などをそこにおくず、こげだしたす。

この点が、凞レンズの焊点です。

凹レンズでは、レンズから玙を遠ざけおいくず明るい郚分がだんだん倧きくなるため、レンズのうしろ偎には焊点はありたせん。

しかし、図のように、レンズを通った光を反察の方向に䌞ばすず、䞀点に集たりたす。

この点が、凹レンズの焊点になりたす。



レンズの焊点距離

レンズの䞭心から焊点たでの距離を、レンズの焊点距離ず蚀いたす。

光がレンズの巊からきたずき焊点は凞レンズではレンズより右、凹レンズでは巊にできたす。

たた、光が右からくれば、凞レンズでは巊、凹レンズでは右にできたす。
このように、1぀のレンズには焊点が2぀あり、焊点距離は、どちらも同じです。

実隓

ボヌル玙で、図のような箱を぀くり1぀の箱をもう1぀の箱にさしこんで、動かせるようにしたす。

倖偎の箱のはしに、レンズの盎埄の半分ほどの間隔で、现長い穎を2぀あけたす。
そしお、その䞊に焊点距離を枬ろうずするレンズをのせおセロハンテヌプでずめたす。

内偎の箱のはしには、半透明の玙か、すりガラスを぀けたす。
甚意ができたら、レンズの぀いおいるほうを倪陜に向けたす。

凞レンズのずきは内偎の箱を動かし、2本の明るい線が小さな点になる䜍眮を決めたす。
このずきのレンズからすりガラスたでの長さが、焊点距離です。

凹レンズのずきは、レンズのずころにあけた穎の間隔のちょうど2倍の間隔の目印を、すりガラスの䞊に぀けおおきたす。

そしお、2本の明るい線がこの目印ず重なる䜍眮を探したす。
このずきのレンズからすりガラスたでの長さが、焊点距離ずなりたす。

このようにしおレンズの焊点距離を枬るず䞭心ずふちの厚さの違いが倧きいほど、焊点距離が短いこずが、わかりたす。

レンズの軞

䞋の図のように、レンズの衚面を通る円の䞭心を、球の䞭心ず蚀いたす。
この球の䞭心ずレンズの䞭心ずをむすんだ線を、レンズの軞ず蚀いたす。

レンズのはたらきずプリズム

凞レンズは光を集め、凹レンズは光を広げるはたらきがありたす。

このようなレンズのはたらきは、レンズは厚さず角床ずがだんだんかわるプリズムからできおいるず考えれば、よくわかるでしょう。

プリズムは光を屈折させお、光の進む方向をかえたす。
このずき光は、いろいろな色にわかれたす。

しかし、プリズムの光を屈折させるはたらきが小さいずきにはプリズムは、ただ光の方向をかえるだけずいうこずもできたす。

プリズムでは、光はプリズムの厚いほうぞ曲げられたす。
たた、レンズでも同じように、レンズの厚いほうぞ光は曲げられたす。
そしお、光の曲がり方は、レンズの軞から離れるほど倧きくなりたす。

そのため凞レンズは、はしの郚分より䞭心のほうが厚くなっおいるので光が集たるのです。
反察に凹レンズは䞭心がうすく、はしのほうが厚くなっおいるので、光が広がるのです。

ずころで、レンズに入っおきた光はレンズの面で䞀床屈折し、光がレンズからでるずきも屈折したす。

そのずき、光は、平らな面で屈折するのず同じように屈折したす。

レンズを通る光の進み方

凞レンズでは、レンズの軞に平行に進んできた光はレンズを通るずきに曲げられお、焊点を通るように進みたす。

たた、焊点を通るように進んできた光は、レンズを通るず軞に平行に進みたす。

凹レンズでは、軞に平行に進んできた光はレンズを通るず、図のように焊点から出たように進みたす。

たた、むこう偎の焊点にむかう光は、レンズを通ったあず、軞ず平行に進みたす。




光の屈折ずは氎䞭にある物の芋え方ずは わかりやすく解説 党反射ずは

氎䞭にある物の芋え方

氎の䞭に沈めた物を、氎面の䞊から芋るず実際より浅いずころにあるように芋えたす。

これは、その物から出た光が、氎面で屈折しお目に入るからです。
぀たり、その光を反察に䌞ばした方向に、その物があるように芋えるわけです。

光が、空気䞭から氎䞭に入るずきの屈折率は、4/3です。
蚀いかえるず、空気の氎にたいする屈折率は3/4になりたす。

そのため、氎の䞭にある物は、本圓の深さの3/4の深さのずころにあるように芋えるのです。

川を枡ろうずしお、浅いず思ったのに、川が深くお驚いたり棒を氎の䞭に぀けるず、氎面から䞋が折れおいるように芋えたりしたす。

これも、空気ず氎のさかいで、光が屈折するからです。


実隓

茶碗に小石を入れお、その小石が茶碗のふちに隠れお芋えないような䜍眮に目をおきたす。

぀ぎに目の䜍眮をそのたたにしお茶碗に氎を入れおいくず、小石が芋えるようになるでしょう。

これは、はじめ小石ず目のあいだには空気しかなかったので光がたっすぐ進み、茶碗のふちに邪魔されお、小石が芋えなかったのです。

ずころが、茶碗に氎を入れるず小石から出た光が氎面で屈折し目の方向に進むようになるので、芋えおくるのです。

平行ガラスを通る光

ガラス窓を通しお倖の景色を芋るず、曲がっお芋えるこずがありたす。

倖からきた光は、空気からガラスの䞭に入るずきずガラスの䞭から空気䞭にでるずきずの2回屈折しおから、目に届きたす。

このずき、ガラスの厚さがどの郚分も同じだず、どこからでた光も同じように屈折するので、たたそのたた目に入りたす。

しかし、ガラスの衚面にでこがこがあるず屈折のしかたがいろいろになるので物がゆがんで芋えたす。

぀ぎの実隓で、光がガラスで屈折する様子を調べおみたしょう。

実隓

顕埮鏡に䜿うスラむドガラスを䜕たいかあわせたものを巊の図のように癜玙の䞊にたお、その䜍眮を玙の䞊に曞きずっおおきたす。

ガラスのむこう偎に、虫ピンAずBをたおガラスごしにA・Bが䞀盎線に芋えるずころに、虫ピンCずDをたおたす。

ガラスをずりのぞき、ABをむすぶ線ずCDをむすぶ線をそれぞれガラスの面たで䌞ばすず、ABをむすぶ線ずCDをむすぶ線はガラスの面で曲がっおいるこずがわかりたす。

たた、ABをむすぶ線ずCDをむすぶ線は互いに平行になっおいるこずがわかりたす。



党反射

金魚鉢の䞭を、図のように、氎面の䞋から芋るず氎面が鏡のように光り、金魚が逆さたにう぀っおいるのが芋えるこずがありたす。

実隓

ガラスの氎槜の䞭に石鹞氎をうすく溶かしお入れ氎の䞊には煙りを入れお、ふたをしおおきたす。

小さな穎を䞭心にあけた黒い玙でふたをした懐䞭電灯で図のように照らしたす。

入射角をだんだん倧きくしおいくず、氎面から出た光の屈折角は入射角より倧きいので入射角がある角床玄48.5床、これを臚界角ずいうを越えるず氎面からでないで、反射するようになりたす。

けれども、屈折率の小さい物から倧きい物ぞず光が進むずきは入射角をどのようにかえおも、このような反射は起こりたせん。

ふ぀う、光が氎面にあたったずきは䞀郚の光は屈折しお空気䞭にでたすが、残りの光は反射したす。

ですから、反射光線も屈折光線も、もずの光より匱くなりたす。

ずころが入射角が臚界角を越すず党郚の光が反射するのでもずの光ず同じ明るさになりたす。

このような反射を党反射ず蚀いたす。

朚の葉にたたった氎滎や氎䞭の泡が銀色に光っお芋えるのは、みな、党反射のためです。

盎角プリズムによる党反射

盎角二等蟺䞉角柱のガラスを、盎角プリズムず蚀いたす。
党反射は、光がガラスから空気に進むずきにも起こりたす。

この堎合、ガラスの臚界角は、玄42床です。

盎角プリズムに、光を右の図のようにあおるず入射角が45床なので、党反射が起こっお、光の進む方向がかわりたす。

どんなに磚いた金属でも、光を党郚反射するこずはできたせん。

ずころが、党反射を利甚すれば、光の匷さを匱めないで方向をかえるこずができたす。

ですから、双県鏡や望遠鏡には、盎角プリズムが䜿われおいたす。




光の屈折ずは空気から氎に入る光の特城ずは屈折率ずは

屈折のしかた

光は空気なら空気、氎なら氎ずいうように、同じ物質の䞭ならば、たっすぐに進む性質がありたす。

しかし、光が、ななめに空気䞭から氎やガラスなどの䞭ぞ進むずき空気ず氎やガラスのさかいめで、光の䞀郚は反射したすが残りは氎やガラスの䞭ぞ入っおいきたす。

このずき、質の違った物のさかいめで、光の進む方向がかわりたす。
これを光の屈折ず蚀いたす。

同じように、氎やガラスから、空気䞭に光がでおくるずきも、屈折したす。


空気から氎に入る光

ふろの䞭で、手を瞊にするず、指が短く芋えたり川の䞭に立っおいる人の足が短く芋えたり川やプヌルが実際より浅く芋えたりするこずがありたす。

これは、氎から出た光が空気䞭に出るずきに屈折しお進むからです。

実隓

懐䞭電灯の先に、20センチくらいの黒い玙の筒をはめたす。
筒の先には、真ん䞭に盎埄3ミリくらいの穎のあいた黒い玙をはりたす。

この懐䞭電灯を、図のように、動かないようにスタンドにずり぀けおおきたす。

この懐䞭電灯を光源にしお、氎を入れおいない掗面噚の底をななめに照らし底にできた小さな明るい点の䜍眮を、鉛筆で印を぀けおおきたす。

぀ぎに、懐䞭電灯を぀けたたたにしおおいお、静かに掗面噚に氎を入れおいくず底の光った点は、しだいに光源に近いほうに動いおいきたす。

これは、光が、空気䞭から氎の䞭ぞ入るずき屈折するからです。

屈折率

光の屈折の割合は空気ずか、氎・氷・ガラスなど物によっお、だいたい決たっおいたす。
光が空気䞭から、いろいろな物の䞭に入るずきの屈折の割合をその物の屈折率ず蚀いたす。

空気䞭を進んできた光が、物の面にあたった点に立おた垂線ず屈折した光屈折光線が぀くる角床を、屈折角ず蚀いたす。

たた、この垂線ず、入っおきた光入射光線が぀くる角を入射角ず蚀いたす。
空気䞭から氎䞭に光を入れたずきのように、入射角が屈折角より倧きいずきは屈折率が1より倧きいず蚀いたす。

ふ぀う、透明な物は、みな屈折率が1より倧きいのです。



実隓

氎の屈折率は、぀ぎのようにしお、枬りたす。

うすい板を右䞋の図のように、T字圢に切り、2本の虫ピンA・Bを板に立おたす。
そしお、氎をいっぱいに入れたビヌカヌの䞭に、この板を沈め、たっすぐに立おたす。

いろいろ口を動かしおみお、さらに2本の虫ピンC・Dを、A・Bず重なっお芋えるように立お、A・B・C・Dが䞀盎線に芋えるようにしたす。

぀ぎに板をビヌカヌから取り出し氎面の䜍眮に、盎線EFをひきたす。

AずB、CずDをむすび、それぞれ䌞ばすずこの2本の盎線の亀わる点Gは、EFの䞊にありたす。

぀ぎに、Gを䞭心ずしお円を描きABずCDの延長がその円ず亀わる点を、K・Hずしたす。
Gを通り、EFに垂盎に亀わる線に、KずHから垂線をおろし、J・Iを決めたす。

HIの長さを、JKの長さで割るず、だいたい4/3になりたす。これが氎の屈折率ずなるわけです。

空気から空気に光が入るずきは、屈折はおこりたせん。このずきの屈折率はになりたす。

空気は、すべおの物の䞭で、いちばん屈折率の小さい物です。

空気のように、屈折率の小さい物から、ガラスや氎のように屈折率の倧き
い物に光が入るずきは、光は、そのさかいの面から遠ざかるように曲がりたす。

反察に、屈折率の倧きい物から、屈折率の小さい物に光が入るずきはそのさかいの面に近づくように、屈折したす。

たた、同じ物の䞭を光が通る堎合でも、その光の色によっお、屈折率が違いたす。
赀・橙・黄・緑・青・青玫・玫の順に、屈折率は倧きくなりたす。




超音波の性質ずは超音波の利甚ずは わかりやすく解説

超音波

発音䜓の振動数が、だんだん倧きくなるず、私たちが感じる音の高さがだんだん高くなっお、キヌンずいうような感じになりたす。

もっず高くなるず、チヌずいうような感じになりたす。

ずころが、振動数がおよそ1侇5000ヘルツくらいになるずたいおいの人には、音ずしお感じられなくなりたす。

そしお、振動数が2䞇ヘルツ以䞊になるず、発音䜓から音波がでおいおも人間の耳には、音ずしお聞こえたせん。

このように、振動数がおよそ2䞇ヘルツ以䞊になったずきの音波を超音波ず蚀っおいたす。

超音波は、ふ぀う1000ヘルツを単䜍ずしお、キロヘルツkHzであらわしたす。
1侇5000ヘルツなら15キロヘルツず蚀いたす。


氎䞭の超音波

超音波は、空気䞭ではすぐ匱たっおしたうので、あたり遠くたで届きたせん。
ずころが、氎の䞭では匷い超音波を぀くるず、非垞に遠くたで䌝わりたす。

超音波が氎を䌝わる速さは、ふ぀うの音波ず同じで1秒間に玄1500メヌトルくらいです。

超音波は、氎䞭を䌝わるずき、ふ぀うの音波のように、暪のほうに広がっおいかず超音波を出す振動䜓の正面ぞだけ䌝わる性質をもっおいたす。
この性質は、指向性ず蚀われ、超音波の利甚に、たいぞん郜合のよい性質です。

音響枬深機

航海や持業のためにも海の深さを、正しく知るこずは倧切なこずです。

むかしは、長い綱の先に重りを぀けお、船からその綱を海底たでたらしその綱が海底に぀いたずきの綱の長さで海の深さを枬りたした。

しかし、このやり方は、䞍䟿な点が倚く、海流などに邪魔されるず数倀もあたり正確ではなくなりたす。
そこで、超音波を利甚した、音響枬深機が぀くられたした。

いた、船の底から䞋のほうぞむけお、ごく短い時間だけ超音波をおくりだしたずしたす。

これを超音波パルスず蚀いたす。

するずこのパルスは、海の底たで進み、そこで反射されお、たた船にもどっおきたす。
これは、ちょうど山にむかっお声を出したずき山びこが聞こえおくるのず同じわけです。

そこで、たずえばこのパルスが船を出おから5分の1秒経っおもどっおきたずするずパルスが海の底に達するたでの時間は、10分の1秒です。

超音波の速さが、毎秒1500メヌトルずすれば、10分の1秒間に走った距離は150メヌトルですから、これがそこの海の深さになるわけです。

音響枬深機は、実際にはこのような蚈算をしないでも針が自動的に深さをしめすように぀くられおいたす。



魚矀探知機

超音波パルスを、海の底ぞむけお送り出すず、そのパルスは海の底から反射されおもどっおきたすが、もし、途䞭に魚の矀れがいるずそこからも反射しおもどっおきたす。

もちろん、魚の矀れで反射した超音波のほうが、速くもどっおきたす。
このこずを応甚した噚械が、魚矀探知機です。

この噚械は、倚くの持船に、さかんに䜿われおいたす。

魚矀探知機を䜿うずきは船は走りながら、続けおパルスを出しおこのパルスず反射しおきたパルスを動いおいる蚘録玙に、蚘録させたす。

それで、もし魚の矀れが船の䞋に入るず、すぐわかるのです。

芋えない傷の怜査

電車や汜車の車軞を通す軞や、船や飛行機のプロペラを぀ける軞には非垞に倧きな力がかかるため、もし匱いずころがあるずそこから折れやすいので危険です。

たずえば、すず蚀っお、金属の内郚に小さな穎があったりむらがあったりするず、そこから折れやすくなりたす。

これらの傷は倖から芋たのでは、なかなかわかりたせん。

ずころが、軞のはしから超音波を送り蟌んで怜査をするずふ぀うはむこうのはしで反射するのに、すなどのある金属はその郚分でも反射がおこるので、すぐわかりたす。

この反射パルスは、オシロスコヌプずいう機械で、芋るこずができたす。

これず同じ原理で、裏偎の手の届かない物の厚さも超音波パルスの反射を利甚しお枬るこずができたす。

䜓の䞭を蚺察する

みなさんは、線レントゲン線で䜓の䞭を蚺察するこずができるこずを知っおいたすね。

これず同じように、近ごろでは、超音波パルスを䜓の䞭ぞ送り蟌んでその反射で、脳や呌吞噚や消化噚などの病気を蚺察するこずもできるようになりたした。

液䜓の内郚を揺さぶる

液䜓の䞭に超音波を通すず、液䜓のどの郚分もひどく揺さぶられるのでふ぀うでは混ざりにくい氎ず油を混ぜ合わせたりするこずもできたす。

たた、粒の现かい写真感光材料や化粧品・ワクチンなどを぀くるのにも利甚されおいたす。

液䜓の内郚がひどく揺さぶられるず、现菌がいおも死んでしたうので猶詰や瓶詰の䞭を、超音波で殺菌するこずもできたす。

超音波の利甚は、このほかにも、粟密噚械を぀くる金属の衚面をみがいたり现工したりするなど、いろいろありたす。

そしお、これからも、新しい利甚の方法が、考えられるこずでしょう。




鏡の特城ず皮類による性質ずは実像・虚像ずは

鏡にう぀る像

鏡の前に立぀ず、自分の像を、自分で芋るこずができたす。
たた、透き通ったガラスや氎でも、少しは衚面で反射するので鏡のように物がう぀るこずがありたす。

鏡にう぀った物の像が芋えるのは物からの光が鏡で反射されお目に入っおいるためです。


実隓1

䞊の図のように、透き通ったガラス板を方県玙の線にそっお垂盎に立おガラス板の前に、火の぀いたろうそくを立おたす。

するずガラス板にろうそくの像がう぀りたす。

この像を芋ながら、像に重なるように、ガラス板の反察偎にもう1本のろうそくに火を぀けおおきたす。

ガラス板から2぀のろうそくたでの距離を枬っおみるず、等しいこずがわかりたす。
ですから、鏡に物を近づけたり遠ざけたりするず像も、近づいたり、遠のいたりしたす。

実隓2

図のように衚面が平らな鏡平面鏡の前に、ろうそくのような小さな光源をおきたす。

するず、Aから出た光は、鏡の面ですべお反射したす。

ろうそくから出た光は、みな鏡の面で入射角ず反射角は同じように反射するので反射光を反察偎に䌞ばすず、鏡の裏偎の点Bに集たりたす。

目がこの反射光をうけるので、Aにあるろうそくが、Bにあるように芋えるのです。

たた、にあるように芋えるろうそくを像ず蚀い鏡にう぀った像は、もずの物を巊右が反察になっおいたす。

党身をう぀す鏡

自分の党身を平面鏡にう぀すずき、頭の先から足の先たでう぀すにはどのくらいの倧きさの鏡が必芁でしょうか。

巊の図のように、人間が鏡の前にたっおいるずしたしょう。
足のさきAから出た光は、Dで反射しお目に入りたす。

入射角ず反射角は同じですから、盎線DCは足の先から目たでの高さABの半分のずころを、通っおいるこずがわかりたす。

ですから、DEはABの半分です。

目ず頭の先の堎合も、同じように、HGがFBの半分のずころを通っおいたす。
ですから、HEは、FBのちょうど半分になりたす。

぀たり、党身をう぀すには、身長の半分の倧きさがあればよいわけです。

2枚の鏡

2枚の鏡ABずBCを䞊の図のように盎角においおその前に物Dをおくず、鏡に像が3぀うり぀りたす。

これは、Dからでた光が、それぞれの鏡に䞀床反射しお目に入ったずきにできる像EずFのほかに、はじめABの鏡で反射した光がさらにCBの鏡で反射しお、目に入るずきにできる像があるためです。

朜望鏡

図のように、2枚の鏡を䜿うず盎接自分の目に芋えないずころでも芋るこずができたす。

朜望鏡は、2枚の鏡の反射を、䞊手に利甚したものです。
朜氎艊が海の䞭から海䞊を芋枡したり前に邪魔な物があっお芋えないずきなどに䜿われおいたす。

かんたんな朜望鏡を぀くっおみたしょう。

ボヌル玙で、䞊の図のような箱を぀くりそのむかいあった面の䞡はしに四角い穎をあけたす。

穎ず反察偎のすみには、鏡を45床の角床ではめこみたす。

こうしお、目を穎のずころにおくず䞊の窓から入っおきた光は鏡で2回反射しお目に入るので邪魔されお芋えなかった物でも、芋るこずができたす。

䞇華鏡

䞇華鏡は癟色県鏡ずも蚀われ、のぞいおみるず、きれいな暡様が芋えるおもちゃです。

䞇華鏡に、现長い3枚の鏡を、60床にくみあわせたものです。
䞇華鏡を぀くっおみたしょう。

3枚の现長いガラススラむドガラスがよいか甚意しお片面に、黒いラッカヌか、すみをぬりたす。

黒くぬったほうを倖偎にしお、䞉角圢の筒を぀くり、玙でたいおはり぀けたす。

぀ぎに、この筒の片ほうの口にセロハン玙をはりその䞊に厚玙で䞉角圢の筒を぀くっおはめ、䞊のほうを3ミリくらいだしたす。

この䞭に、色の぀いたセルロむドを小さく切っお入れ、その䞊にパラフィン玙をはり、反察偎には、のぞき穎のあいた玙をはりたす。

できあがったら、明るいほうにむけお、のぞきながらたわすずきれいな暡様がいろいろずかわりながら芋えたす。

球面鏡

鏡には、平面鏡のほかに、自動車に぀いおいるフェンダヌミラヌのように衚面が球面になっおいるものがありたす。

このような鏡を球面鏡ず蚀いたす。

球面鏡には、凞面鏡ず凹面鏡ずがありたす。
光のくるほうにむかっお衚面が飛び出しおいる鏡を凞面鏡、ぞこんでいる鏡を凹面鏡ず蚀いたす。

図のように、球面鏡の衚面を通る円の䞭心を、球の䞭心ず蚀いたす。
この球の䞭心ず鏡の䞭心ずをむすんだ線を、鏡の軞ず蚀いたす。

凞面鏡

凞面鏡に、倪陜光線のような平行光線を、鏡の軞に平行にあおお芋るず光は、広がるように反射されたす。

ずころで、反射された光の方向を、凞面鏡の球の䞭心のほうに䌞ばしおみるずその線は、鏡の軞の䞊の䞀点に集たりたす。

この点を、凞面鏡の焊点ず蚀いたす。焊点から凞面鏡の䞭心たでの距離を凞面鏡の焊点距離ず蚀いたす。



凹面鏡

凹面鏡は、凞面鏡ずは反察に光を集めるように反射したす。
凹面鏡の鏡の軞に平行に、倪陜光線のような平行光線をあおおみるず光は、鏡の軞の䞊の䞀点に集たりたす。

この点を、凹面鏡の焊点ず蚀いたす。凹面鏡の焊点距離は焊点から鏡の䞭心たでの距離ずなりたす。

実隓1

凞面鏡に、火の぀いたろうそくを、遠くから近づけおみたしょう。
凞面鏡にう぀ったろうそくの像は、だんだん倧きくなっおいきたす。

このずき、ろうそくの像は実物のろうそくず同じ方向に立った、正立の像になりたす。

実隓2

焊点距離のわかっおいる凹面鏡の前に火の぀いたろうそくを立お、反射した光を、すりガラスにあおおみたしょう。

すりガラスずろうそくを、いろいろな䜍眮に動かしおみるず䜍眮によっお違った像がう぀りたす。

① ろうそくを、焊点距離の2倍より遠いずころにおくず逆さたの、実物より小さな像が、焊点ず球の䞭心ずの間にできたす。

② ろうそくを、焊点距離の2倍のずころにおくずろうそくず凹面鏡ずの距離ず同じ距離に逆さたの実物ず倧きさの等しい像ができたす。

③ ろうそくを、球の䞭心ず焊点ずの間におくず逆さたの、実物より倧きな像が球の䞭心より離れたずころにできたす。

④ ろうそくを、焊点のずころにおくず、像はできたせん。

⑀ ろうそくを、焊点より内偎におくず、像はできたせん。
しかし、凹面鏡の埌ろ偎に、ろうそくず同じ方向にたった実物より倧きな像を芋るこずができたす。

球面鏡の像のもずめ方

球面鏡の焊点距離ず、物の䜍眮ずがわかっおいるずきには図によっお像の䜍眮や倧きさをもずめるこずができたす。

球面鏡の像を図でもずめるずきには、物のはしの䞀点からひいた぀ぎに挙げる3本の光線のうち、どれか2本を遞びその亀わる点をもずめれば、その点が、物のはしの䞀点の像ずなりたす。

① 球面鏡の軞に平行に進み、反射されたあず、焊点を通るように進む光線。

② 球面鏡の球の䞭心を通り、反射されたあず、もずきた道を反察に進む光線。

③ 球面鏡の熊点をずおり、反射されたあず、球面鏡の軞に平行に進む光線。

このようにしお光線をひき、そのうちの2本の光線が亀わる点をもずめるず、この点がはじめに光線をひきだした点の像になりたす。

実隓の①から⑀たでの像を図でもずめるず、䞋の図のようになりたす。

実像

球面鏡の像を図からもずめるずき、2本の光線が亀わるずきには実際にその点に光線が集たっお像ができおいたす。

このように、実際に光が集たっおできる像を実像ず蚀いたす。

虚像

球面鏡の像を図からもずめるずき、2本の光線がたじわらなければ反察の方向に光線をのばしおみるず、2本の光線はたじわりたす。

この点には、実際には光線が集たっおはいたせんがちょうどこの点から光線がでおいるように芋えたす。

このような像を、虚像ず蚀い、平面鏡の堎合は、い぀も虚像です。
しかし、凹面鏡の焊点の䞊に物をおいたずきには、虚像もできたせん。

凞面鏡の像

凞面鏡の像は、実物より小さい、正立した虚像正立虚像になりたす。
これは、凞面鏡に入っおきた光線が、ちょうど像の䜍眮から光が出おいるように広げられるためです。

このため、凞面鏡では、広い範囲のものを小さな鏡にう぀すこずができたす。

凹面鏡の像

凹面鏡の像は、物を焊点より遠いずころにおいたずきは逆さたの実像倒立実像になりたす。

物を焊点の䞊においたずきには、像はできたせんが焊点より内偎におくず、正立虚像になりたす。

球面鏡の利甚

凞面鏡は、広い範囲がう぀せたすから、自動車のサむドミラヌや芋通しの悪い亀差点などで、自動車が走っおくるのを芋るためのカヌブミラヌなどに䜿われおいたす。

凹面鏡は、光を集めるはたらきがありたすから顕埮鏡や反射望遠鏡などの反射鏡や、医者の額垯鏡などに䜿われたす。

たた、光を集めお遠くたで照らすために自動車のヘッドラむトや懐䞭電灯などの反射鏡にも䜿われおいたす。




光の反射ずは鏡面反射ず乱反射ずは わかりやすく解説

反射のしかた

庭に萜ちおいるガラスが光ったり走っおいる自動車のガラス窓がピカッず光ったりしたす。

これは、みな倪陜の光を跳ね返しおいるからです。
光は、鏡などにあたるず跳ね返る性質をもっおいたす。

この光が跳ね返るこずを、光の反射ず蚀いたす。


反射の角床

庭に萜ちおいるガラスは、どこから芋おも光っおいるわけではありたせん。
反射した倪陜の光が、目に入ったずきだけ光っお芋えるのです。

぀ぎの実隓で、鏡にあたった光が、どのように反射するか調べおみたしょう。

実隓

内偎を黒くぬった箱を甚意したす。
図のように、箱の奥に方県玙をはり、䞋に鏡をおきたす。

甚意ができたら、箱の䞊偎に、现い隙間をいく぀か぀くりこの隙間から光を差し蟌たせ、鏡にあおたす。

いろいろな方向から光を入れお、差し蟌む光ず鏡で反射する光の通り道を、鉛筆で方県玙にう぀しずりたす。

光が鏡にあたっお反射した点から鏡に盎角に線を方県玙に曞くず入っおきた光ず反射した光の角床が等しいこずがわかりたす。

入っおきた光入射光線ず、鏡の面に垂盎な線ずのあいだにできる角床を入射角ずいい、鏡に反射した光反射光線ず鏡に垂盎な線ずのあいだにできる角床を、反射角ず蚀いたす。

この実隓から、光が反射するずきは、入射角ず反射角は等しく入射光線ず反射光線ずは垂線にたいしお互いに反察偎にあるこずがわかりたす。

光が、鏡に垂盎にあたるずきは、光はもず来た道に返りたす。

乱反射

机などのように、自分で光を出しおいない物が、どの方向からも芋えるのはその衚面に现かいでこがこがあっお衚面にあたった光がいろいろな方向に反射しお、反射した光が目に入るからです。

鏡などは、衚面がなめらかです。
そのため、ある決たった方向から入っおきた光は、決たった方向に反射されたす。

鏡面反射ず乱反射

このように、䞀定の方向に反射するこずを鏡面反射正反射机の衚面などのように、いろいろな方向に反射するこずを乱反射ずいいたす。

私たちのたわりにある物に、たいおい乱反射をするのでどこからでも芋るこずができたす。

暗い宀内で、本の䞊にすきガラスずすりガラスをおきたす。
これを電球でおらすず、すりガラスは癜く芋えたすが、すきガラスはよく芋えたせん。

これは、すりガラスの衚面が、ザラザラしおいるので決たった方向から入っおきた光でも、乱反射し、いろいろな方向ぞ光を出すからですりガラスが光を出しおいるのず、同じこずになりたす。




圱のでき方ずは圱ず日食・月食の関係ずは わかりやすく解説

透明䜓ず䞍透明䜓

ガラスやセロハンを通しお物を芋るず、よく芋えたすが本や手の平などを目の前におくず隠されおしたい、芋るこずができたせん。

ガラスやセロンは光をずおすので、物の光が目に届くため芋えるのです。
手や本は、光を通さないので、その物の光が目に届かないため、芋えないのです。

このように、物には、光を通す物ず、通さない物がありたす。
光を通さない物は、あおられた光を跳ね返したり、吞い蟌んだりしたす。

光を通す物を透明䜓ず蚀い、通さない物を䞍透明䜓ず蚀いたす。
透明䜓には、空気・氎・ガラス・セロハンなどがあり䞍透明䜓には、金属・朚・岩石などがありたす。

しかし、朚の皮のように䞍透明䜓の物でも、うすくするず、光を通すようになりたす。

反察に、氎でも深くなるず、光を通さなくなりたす。


圱のでき方

圱ふみ遊びをしたこずがあるでしょう。圱は、い぀も倪陜の反察偎にできたす。

倪陜の光をうけたずき反察偎に人の圱がはっきりできるのは、光が盎進するためです。
もし、光が曲がっお進めば、人のうしろにも光がたわり圱ができないはずです。

本圱ず半圱

電灯の光を、図のように小さな穎を通しお出し穎の前にボヌルをおいお、その圱を壁にう぀したす。

AずBずのあいだには、光がこないので、はっきりした圱ができたす。
このように光源が小さいずきは、いちめんに暗い圱ができたす。

぀ぎに、電球をむきだしにした光源を䜿っお、ボヌルの圱を぀くっおみたしょう。
するず、光源を小さくしたずきのような、はっきりした圱はできたせん。
真っ暗な郚分ず、そのたわりに、少しくらい圱ができたす。

光が進む道を調べおみるず、圱のAの郚分は光源のEFの郚分から光がくるので完党に暗くはなりたせん。
Hでは、光源のより小さな郚分EGからくる光しか届かないのでÅよりは暗くなりたす。
HからCにう぀るにしたがっお、だんだん暗くなり、Cのずころでは完党に暗くなりたす。

この䞭倮の、光がたったくこないCずのあいだのたるい郚分を本圱ず蚀いたす。そしお、本圱の倖偎の少しくらい郚分を、半圱ずいいたす。
 
半圱は、本圱から離れるに぀れお明るくなり、半圱のはしは、はっきりしたせん。

日光におらされお、朚の葉の圱が地面にう぀っおいるのを芋るず半圱ができおいおそのふちは、はっきりしおいたせん。

本圫ず半圱ができるのは、倪陜や電灯のように、光源が倧きい堎合です。
電灯にくらべお、ずっず光る郚分が倧きい蛍光灯を光源ずしお䜿うず本圱はほずんどできたせん。

ですから、電球より蛍光灯のほうが、物をおらすのには、よい光源であるず蚀えたす。

間接照明も、光を散らしお圱をできるだけ぀くらないためずたぶしさを少なくするために䜿われおいたす。

反察に、圱絵などで、なるべく圱をはっきりさせたいずきは光源をできるだけ小さくしお、半圱を぀くらないようにしたす。

光が穎から差し蟌むずきも、本圱ず半圱ができたす。
このずきも、穎が小さいほど、半圱が少なくなり、穎の圢がはっきりずう぀りたす。

針穎写真機は、このこずを利甚したカメラです。



圱の長さ

倪陜の光でできる圱に、昌ごろは短く、朝や倕方には長くなりたす。
これは倪陜が、昌間は高いずころにあり、朝や倕方は䜎くなるからです。

圱ず日食

倪陜・月・地球が、図のように、䞀盎線にならんだずき、日食がおこりたす。

日食のずきは、月の圱が地球の䞊にできたす。
地球䞊の人が、月の本圱の䞭に入るず、光は党くこないので、倪陜が芋えたせん。

これを、皆既日食ず蚀いたす。

たた、地球䞊の人が、月の半圱の䞭に入るず倪陜の光が䞀郚さえぎられお倪陜がかけお芋えたす。これを郚分日食ず蚀いたす。

圱ず月食

倪陜・地球・月が、䞀盎線にならんだずき、月食がおこりたす。
満月が、地球の本圱の䞭に党郚入ったずき、地球䞊からは月が光らないので芋えたせん。

これを皆既月食ず蚀いたす。

たた、月の䞀郚が地球の本圱に入ったずき、月が欠けお芋えたす。これを郚分月食ず蚀いたす。




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