流れ星と隕石の正体とは?流星雨・流星群とは?

流れ星

太陽系の中には、惑星や、彗星のほかに、小さい岩やちりが、たくさんあります。
これは宇宙塵といわれ、やはり太陽のまわりをまわっています。

宇宙塵が、地球の大気のなかにものすごい速さで飛び込んできて非常な高温となって光るのが、流れ星の正体です。

流れ星といっても、空に輝いている星が落ちてくるのではありません。

1時間に見ることのできる、流れ星の数は平均10個くらいですが毎年決まったときに、たくさん飛ぶことがあります。

これを流星群といいます。

夏、夕涼みをしていると、よく流れ星が飛びますがこれはペルセウス流星群という流れ星が大部分です。
流星群は、ほうき星の落とした宇宙塵が地球の大気とぶつかっておこるものだと考えれています。


流星雨

流星群の中には、一夜に何千という流れ星を降らせるのが、たまにあります。
これを流星雨とよびます。

1946年10月9日の夜、北アメリカ大陸で見えた流星雨は、1時間に4000個もの流れ星を降らせたそうです。

ジャコビニ彗星というほうき星が落とした、たくさんのかけらが、地球にさしかかったものだといわれています。

火球

流れ星の中で、特別な明るく輝くものを火球といいます。
火球の明るいものに、昼間でも見えることがあります。

また、火球が爆発して、大きな音を出すことがありますがこの音は、爆発してすぐ聞こえるわけではなく、早くて5分も経ってから聞こえます。

このわけは、稲妻が見えて、しばらくしてから、雷が聞こえてくるのと同じです。

隕石と流星塵

流れ星は、たいてい地上100キロメートルあたりで光だし80キロメートルぐらいの上空で消えてしまいます。
しかし、ときには、地上まで落ちてくることがあります。

これを隕石と言います。

隕石は、たいていは岩石ですが、中には鉄やニッケルを多くふくんだものもあります。

これは、隕鉄とよばれています。

空中を漂っている塵を調べると鉄分を多くふくんだ数十分の1ミリぐらいの球が混ざっています。
これは流星のもえかすではないかといわれ、流星塵と名付けられています。

また、大昔の流星塵が深い海の底にたまっている泥の中から、発見されることもあります。



流れ星の電波観測

流れ星が飛ぶと、そこが電波をよく反射するようになりますので電波を使って、いまでは昼間でも流れ星を観測することができます。

こうして、流れ星の性質がよくわかるようになりました。

黄道光

宇宙塵は、流れ星にならないときでも、太陽の光を受けて光っています。
しかし、非常に小さなものなので、とうてい、1粒1粒を見ることはできません。
ところが宇宙塵がたくさん集まって、ぼうっと光って見えることがあります。

これを黄道光といいます。

太陽の通り道(黄道)に沿って光って見えるので、そうよばれるのです。
黄道光は、光が弱いので、町の中では、なかなか見ることができません。




ほうき星の正体とは? ハレー彗星とは? わかりやすく解説!

ほうき星

長い尾をひいて、夜空にあらわれるほうき星(彗星)は、太陽系の人気者です。

昔の比呂は、ほうき星を、縁起の悪い印としてたいへん恐れていました。
いまでは、ほうき星の正体が、わかっているので、昔のように恐れる人はありません。

かえって、その素晴らしい眺めに大きなほうき星のあらわれるのを待っているくらいです。

私たちが、絵や写真で見るような、見事なほうき星は、ごくまれにしかあらわれません。

最近では、1957年に、大きなほうき星が2つ続けてあらわれて人々をびっくりさせました。

望遠鏡でやっとみえるような、小さいほうき星は。毎年10個くらい発見されます。

ほうき星は、彗星ともいいます。


ほうき星の正体

ほうき星の明るい頭の部分の中心を、核といいます核は小さい岩石や氷のかたまりが、たくさん集まったものです。

この核は、非常に細長い楕円を描いて、太陽のまわりをまわっています。
これが、ほうき星の正体です。

ほうき星が、太陽から遠くにいるとき、核は、太陽の光に輝いているだけです。

ところが、太陽の近くにくると、核からガスが出て、ぐっと明るくなります。
このガスは、たくさん出ると、ほうき星の尾になります。

ほうき星の尾は、いつも太陽と反対の方向に流れています。
太陽に近づけば近づくほど、尾は長くなります。

ハレー彗星

ほうき星の中でも、とくに有名なのはハレー彗星です。
1682年、イギリスの天文学者ハレーは、この彗星が1759年1月に見えると予言しました。

ハレーの計算は正しく、予言の通り発見された彗星は、ハレー彗星とよばれています。

ハレー彗星は、76年に1回、太陽の近くにきます。
そのときの尾は、夜空を取り巻く光の帯のように素晴らしいものです。

また、この彗星は、紀元前467年にあらわれたということが、昔の記録に残っています。

それからのち、はっきりわかっているものだけでも、29回もあらわれています。
こんど、私たちに見えるのは、1986年です。




木星・土星とその衛星、天王星・海王星の特徴とは?

木星と土星

木星は直径14万キロメートルで地球の11倍もあり、惑星の中で、いちばん大きい星です。
土星は2番目で、直径12万キロメートル、地球の9倍です。

この大きさから考えると、重さは、地球の1000倍もありすですが案外軽く、木星は地球の318倍、土星は95倍しかありません。

比重はそれぞれ、1.3と0.7で、土星は水に浮くわけです。
太陽からの距離は、木星が約8億キロメートル、土星が約14億キロメートルです。
公転周期はたいへん長く、木星が12年、土星は29もかかります。

これにくらべて自転周期は、地球などによりずっと早く木星も土星も約10時間で1回転します。

このように、早く回っているためか、どちらも赤道の方向がふくらんでいて望遠鏡で見ると、ミカンのような形をしています。

木星や土星の表面には、赤道に平行な縞があって木星では、そのほか、いろいろな模様が見えます。
このような縞模様は、いつも定まっているわけではなき、どんどん形がかわっています。

これは、木星や土星の表面が、固い地面のようなものではなくそうとう厚い雲におおわれていて私たちはその雲は、アンモニアやメタンでできているといわれその下には液体になったアンモニア・氷・ドライアイスなどの層が厚く続いています。

そして中心部には、地球を作っているのと同じような金属や岩石の芯があると考えられます。


木星の衛星

木星には、12個の衛星があります。

このうち、ガリレオの発見した明るい4つの衛星は小さい望遠鏡でも観測することができます。

この4つの衛星は、木星の前を通った、うしろに隠れたり太陽の光がつくる、木星の影の中に入ったりして、おもしろい様子をしめします。

ほかの8つの衛星はどれも暗くて、大きな望遠鏡を使わないと観測できません。

土星の衛星と輪

土星には、11の衛星があります。
どれも暗いのですが、いちばん大きいチタンという名の衛星は割りあい小型の望遠鏡でも、見ることができます。

このチタンは、太陽系の衛星の中で、いちばん大きいものです。
直径が5000キロメートルもあって、惑星である水星よりも、いくらか大きいのです。

また、チタンには、わずかですが、大気のあることがわかりました。
土星を観測して、いちばん、目立つものは、有名な土星の輪です。

これもガリレオが、自分でつくった望遠鏡で最初に見つけました。

ところがガリレオは、これが輪であることに気付かず土星には耳がある、などと言っていました。
輪ということをはっきり確かめたのは、ホイヘンスという人でガリレオが望遠鏡で見てから、40年後のことです。

輪はごく薄いもので、地球がちょうど真横から輪を見る位置になると世界一の望遠鏡でも輪のあることが、わからなくなるほどです。

また、輪のうしろに星がすけて見えることがあります。
それで、この輪は、無数の細かい氷が集まってできているのだと考えられています。

このうすい平らな輪は、土星からの距離によって3つの部分にわかれ、星のまわりをまわっています。

土星の輪は地球から見ると位置によって、幅が広く見えたり、せまく見えたりします。



天王星・海王星・めい王星

水星から土星までの5つの惑星は、大昔から知られていましたが天王星・海王星・めい王星の3つは、ずっとあとになってから、発見されたものです。

天王星

天上星は1781年、イギリスのハーシェルが発見しました。

この星は、毎夜その位置がかわり、はじめは、ほうか星かとも思われました。
ところが、その軌道を計算してみたところこれは土星より外側をまわる、惑星であることがわかったのです。

天王星は、太陽からの距離が、約29億キロメートルで土星の2倍の遠さです。
公転周期は84年、自転周期は、わずか10時間50分です。
木星のように、ひしゃげた形で、直径は、4万7600キロメートルです。

天王星の表面も、木星と同じように、やはり、厚い雲におおわれています。
衛星は5つ発見されています。

海王星

天王星が発見されてから数十年後のことです。

天文学者たちは、天王星が、いままでの計算通りの道筋を通っていないことを発見しました。

そして天王星は、その外側にある惑星にひっぱられているのだと考えました。
この天王星の動きから考えて、新しい惑星がどこにあるかを計算したのが、フランスのルベリエとイギリスのアダムスです。

1846年、ふたりの計算した通りのところに、惑星が発見されました。
これが海王星です。

この発見は、さきに理屈で考えられて、その理屈通りに発見されたことで有名です。

海王星は、太陽から45億キロメートル離れていて軌道を一回りするのに、166年もかかります.発見されてからいままで、100年あまりしか経っていないので、また一回りがすんでいないわけです。

直法は約4万4600キロメートルで、2つの衛星があります。




小惑星とは?小惑星の変わった軌道とは? わかりやすく解説!

小惑星というのは、おもに火星と木星のあいだをまわっている、小さな天体です。

いちばん大きいもので直径770キロメートル、大部分は数十キロメートル以下の岩のかたまりのような星です。

軌道がはっきりわかっているものだけで、1600個以上もあります。


1801年元日の夜、イタリアのピアッジによってはじめて、小惑星セレスが発見されました。

そのころ知られていた惑星は、水星から天王星までの7つでした。

ところが、この7つの惑星の太陽からの距離を調べると火星と木星のあいだだけが、開き過ぎているのです。

そこで、きっとこのあいだに、まだ発見されない惑星があるに違いないとドイツの天文学者が中心になって探し求めていました。

しかし、いつまで経っても見つからないのです。
人々が諦めかけていたころ、これからの惑星を探していた人でないちピアッジが偶然に見つけたのです。

セレスは、火星と木星の間の隙間を、ぴったり埋める惑星でした。
天文学者たちは、これこそ探し求めていた新惑星だと、大喜びをしました。

ところが、驚いたことに、その後もセレスの近くにつぎつぎと小惑星が発見されました。

そしていまでは、小惑星は、全部で数万個もあるだろうといわれています。

これらの小惑星は、火星と木星のあいだにあった大きな惑星が、砕けて出来たかけらだといわれています。

小惑星の中には、明るさのかわるものが少なくありません。
これは、岩のかけらのような、不規則な形をしているため自転するにつれて、そうなるだろうと言われています。

小惑星の中には、非常にかわった軌道を通るものもあります。

水星よりもっと太陽に近づくものや、地球のすぐ近くを通るものもあります。
小惑星ヘルメスは、地球から78万キロメートルの近くまでくることがあります。

このような小惑星は、太陽の距離をはかるのにも利用されます。




火星とその衛星の特徴とは? わかりやすく解説!

火星というと火星人の住む天体がすぐ頭に浮かびます。
いったいどうして、火星に生物がいるなどといわれるのでしょう。

火星は、太陽から2億3000万キロメートルのところにおり、公転周期は687日です。

火星の1年は地球の1年の約2倍になります。
また火星には、地球と同じように春・夏・秋・冬の季節があります。

火星の1日は24時間37分で、地球の1日とほとんど同じです。
しかし、大きさは、直径が680キロメートルで、地球の半分しかありません。
また、重さも地球のたったの10分の1です。

火星の大気は、地球の大気の濃さの12分の1くらいしかないといわれています。
しかし、このうすい大気の中には、わずかながら水蒸気や酸素がふくまれているだろうといわれています。

このように火星は、地球と似たところがあるため生物が住んでいるかも知れないと、考えられるようになったのです。


火星の表面

大きな望遠鏡で火星の表面を調べると表面の大部分に茶色がかった赤い色で、その中に青黒い模様が見えます。

赤く見えるところは、砂漠と名づけられています。
赤い色はおそらく、鉄さびと同じものがあるためだろうと言われています。

おそらく、鉄さびと同じものがあるためただろうといわれています。

青黒いところは、季節とともに色がかわるのでなにか下等な植物のある地帯ではないかと考えられています。

また、北極と南極にあたる部分には、白く輝いたものが見えます。
これは極冠といって、小さな望遠鏡でも見ることができます。

極冠は、火星の季節のうつりかわりにしたがって大きくなったり小さくなったりします。
それで、これは雪のようなものだといわれていますが火星には大気の中の水分が少ないので、地球のようにたくさん雪が積もるわけではなく、せいぜい、霜ぐらいだろうと考えられます。

火星ロケットによる観測

1964年11月28日に打ち上げられたアメリカの火星ロケット、マリナー4号は予定の1965年7月14日火星から9000キロの距離まで接近し近接写真と、その電送に初の成功をおさめました。

これらの写真からわかったことは月面とよく似た環状山が多数あることで地上観測で想像もされないことでした。

また地上観測で論争のまとであった運河らしいものはうつっていませんし植物帯と考えられるものも確認できません。

マリナー4号が同時におこなった科学観測によれば火星の大気は地球の1~2パーセントで地上観測から考えられていた10パーセントという数字よりずっと薄いことがわかりました。

そして火星は、地球よりもむしろ月に似ています。

大接近

火星の観測に、いちばん都合のいい衝は、2年2か月ごとにやっています。

ところが火星の軌道は、かなり楕円の度合が強いので地球と火星の2つの軌道のあいだは、せまいところと、広いところがあります。

そのため、同じ衝といっても、非常に地球に近づくときとそれほどでないときとがあります。

地球に近づいて衝になるときは大接近とよばれ、15年か17年おきにやってきます。

近頃は、1971年、1988年が大接近のときです。
大接近のころには、世界中の火星観測家たちが、熱心に観測をします。



火星の衛星

火星には、2つの衛星があります。

1877年に、アメリカのホールが見つけたので「フォボス」「ダイモス」という名がつけられています。

みなさんは「ガリバー旅行記」を読んだことがありますか。
この中に、学者の国では、火星に2つの衛星があるのを発見しているということが書いてあります。

「ガリバー旅行記」がかかれたのは火星の衛星が発見されるより、だいぶ前のことです。

「フォボス」「ダイモス」という名前は、このお話の中に出てくる名前をとってそのままつけたのです。

この2つの衛星は、どちらも小さく直径はフォボスは12キロメートル、ダイモスは6キロメートルぐらいしかないだろうといわれています。

火星の上から眺めると、それぞれ地球から見た月の3分の1、10分の1くらいに見えます。

こんなに小さな衛星ですが、たいへんおもしろい動きかたをします。

まず、フォボスのほうは火星をひとまわりするのに、7時間半しかかかりません。ところが、火星の1日は、24時間37分もかかります。

火星の上に立っての衛星を見ると、ふつうの星と違って西から昇り、東に沈みます。

こういうことは、まえには火星にいかなければ見られないことだと思われていましたが、いまでは、私たちもこのような衛星を見ることができます。

人工衛星がそうです。

また、ダイモスのほうは、30時間18分で火星を一回りします。
火星の自転周期より少し遅いわけです。

いちど東の空に昇ったダイモスは、ゆっくりゆっくり西へ進み60時間もかかってやっと沈みます。

しかし、このあいだに、火星の上では、夜になったり、昼になったりします。
それにつれて、ダイモスは空に浮かんだまま、三日月になったり満月になったりして、2回ほど満ち欠けを繰り返します。




衛星とは?水星と金星の特徴とは? わかりやすく解説!

衛星

地球の衛星である月は別として、いちばん、はじめに発見された衛星は水星の明るい4つの衛星です。

1610年、はじめて望遠鏡を空に向けた、ガリレオが見つけました。
ガリレオはこれを見て太陽系の模型があるといったそうです。

その後、望遠鏡が改良されるにつれて、つぎつぎと発見されいま知られている木星の衛星に、全乱で12個もあります。

衛星の中には、惑星である水星よりも、大きいものもあります。
衛星も自分では光らずに、太陽の光に照らされて輝いています。



水星

水星は、たいへん見つけにくい惑星です。

軌道が太陽にいちばん近いため、いつも太陽の近くにくっついていて太陽の明るさに邪魔され見えにくいからです。

水星が見えやすいのは、最大離角のころです。
このとき水星は、ときによって違いますが、太陽の西か東に18度~28度離れています。

東に大きく離れているとき(東方最大離角のあたり)は夕方、日が沈んで、星が見えはじめたころ、西の地平線を見ると水星が輝いています。

まもなく水星は、太陽の後を追って沈みます。

西には離れているときは日の出前の空が明るくなりかけたころ東の地平線にあらわれます。

最大離角のときでも、見やすい場合と、そうでない場合とがあります。
東方最大離角なら、4月に起こる場合が、もっとも見やすいのです。

この表に載っている日の前、1週間ぐらいのあいだが見ごろです。

そのとき、夕方西の空を探してごらんなさい。
普段は、天文学者でも見つけにくい、水星を見つけることができるでしょう。

水星の直径は4870キロメートルで、地球の約5分の2にあたります。
公転周期は88で、太陽からの距離は、約600万キロメートルです。

水星を望遠鏡で見ても、はっきりした模様はなにも見えません。

そのため、自転周期を調べることが難しくていつも同じ面を太陽のほうに向けているのだろうと考えられていました。

ところが、最近おこなわれたレーダー観測(水生に向けて電波を発射して、跳ね返ってきた電波を調べる)によると自転周期は59日です。

水星には地球のような大気がまったくないので雨や風はなく、生物の住まない死の世界です。



金星

金星は、水星と同じ内惑星ですが太陽といちばん離れているときの角度は46度もあり明るいので、観測しやすい星です。

太陽の東側に来たときは、宵の明星となって、西の空に輝きます。

このようなとき、一番星は、たいてい金星です。
太陽の西側にあるときは、明けの明星となって東の空に昇ります。

金星は、いちばん明るいとき、マイナス4・3等級にまでなり昼間でも、肉眼で見えることがあります。

このときの金星は望遠鏡で見ると、美しい三日月の形にかけています。

金星と地球は、大きさが似ています。
直径は1万2000キロメートルで、地球の25分の24、重さは5分の4です。

太陽からの距離は、1億1000万キロメートルです。

公転周期は225日ですが自転周期はそれよりも長い243日で公転とは反対の向きにまわっています。

1967年10月18日、ソ連の惑星ロケット「金星4号」は金星の表面に着陸に成功しました。

このロケットの観測によると、金星の大気は大部分が二酸化炭素で、表面の温度は280度もあります。

まるで、砂漠のように乾いていて強い風と砂ぼこりの嵐が吹き荒れていると考えられます。
酸素も少なく、温度が高い金星には、生物は生きられないでしょう。




惑星とは?内惑星・外惑星とは? わかりやすく解説!

惑星

惑星が、恒星とまったく違っているところは自分で光らずに、太陽の光を跳ね返して光っていることです。

また、9つの惑星の大きさを太陽にくらべると、下の図の通りです。

木星がいちばん大きくて、つぎに、土星・天王星・海王星の順になっています。

地球より内側をまわっている、金星と水星を内惑星、外側をまわっている火星・木星・土星・天王星・海王星の5つを惑星とわけてよぶことがあります。


内惑星

内惑星は、地球の軌道の内側をまわっているので図でわかるように、太陽からある角度以上離れて見えることはありません。

惑星が地球から見て、太陽と同じ方向に見えることを合といいます。

内惑星が太陽の向こう側で合になるときを外合、太陽と地球のあいだで合になるときを内合とよんでいます。

外合のときに、太陽に照らされている面が地球のほうを向いているので、まんまるく光って見えますが内合のときは地球からは、その星の太陽に照らされている面は見えず新月のようになります。

このように、内惑星は、月と同じように、満ち欠けします。
内惑星の満ち欠けを望遠鏡を使って、はじめて確かめたのがガリレオです。

ガリレオは、このことがコペルニクスの考え方を裏付けるということに気付いて、たいへん喜びました。

内惑星が地球から見て太陽といちばん離れたときを最大離角といいます。

太陽の東側で、いちばん離れたときを東方最大離角西側のときは、西方最大離角とよんでいます。

最大離角のときに、内惑星は、ちょうど半月に見えます。



外惑星

外惑星は、内惑星と違って、図のように、太陽と正反対の方向にくることもあります。こうなることを衝といいます。

このとき、外惑星は地球にいちばん近くなっていてしかも夕方に東の空から昇り、一晩中見えていて、夜明けに西へ沈むので観測には衝のあたりがいちばんよいのです。

太陽と同じ方向に見えるときは、内惑星と同じく合といいますが外惑星の場合、内合はありません。

また、地球から見て、太陽の方向と直角の方向にあるとき、矩といいます。

外惑星は、地球から見ている面の大部分が、太陽に照らされて輝いています。
内惑星のように、半円形に見えたり、三日月形に見えたりすることはありません。

惑星の運動

惑星という名は「さまよい歩く星」という意味でつけられたものです。

地球から見ると惑星はふつう、星座のあいだを西から東に向かってすすみますがときには立ち止まったり、逆に東から西に動くこともあります。

惑星に、それぞれ自分の軌道の上を運動していますがそれを別な軌道の上を運動している地球からみるとまるで、さまよい歩いているように見えるのです。




太陽系の星たちの軌道とは? わかりやすく解説!

惑星の軌道

太陽の周りをまわる惑星の通り道は、まるでレールでもひいてあるようにきちんと決まっています。

もちろん実際には、レールもなにもあるわけではありません。
この惑星の通り道は、軌道とよばれます。

衛星が惑星のまわりをまわる通り道も決まっていて、やはり軌道とよばれます。


この惑星の軌道は、円にごく近い楕円を描いています。
みなさんは楕円の書き方を知っていますか。

机に紙を置いて、その上に瓶を2本たてます。
糸をまるく輪に結んで、2本の瓶にひっかけます。

つぎに、鉛筆を糸にかけて、瓶とひっぱりながら動かすと円を押しつぶしたような形が書けます。

糸の長さは同じにしておいて、2本のはりの間隔を広げると細長い楕円がせばめると円に近い楕円が書けます。

はりをたてた2つの点を、焦点といいます。太陽は焦点の1つにあります。

地球の軌道は、直径10センチの円を、上下0.014ミリ縮めたのと同じ形をしています。
こうなると、もう円とほとんど見分けがつかない楕円です。

惑星が太陽をまわる方向は、みんな同じです。
仮に、地球の北極の、ずっと上のほうから、見下ろしたとすると時計の針と反対の方向にまわっています。

惑星の軌道は、どれくらいの大きさなのでしょうか。
私たちの住んでいる地球は、直径が1万2800キロメートルもある人きな球ですがこれを1ミリに縮めてみたとしましょう。

すると、太陽から地球までは12メートルいちばん内側の水星は、太陽から4.5メートルのところをまわりいちばん外側のめい王星は、460メートルも離れたところを、まわっていることになります。

衛星の軌道

衛星が、惑星のまわりをまわる軌道も、やはり楕円です。
この楕円も、たいていは円に近いのですが、なかには、うんと細長いのもあります。

また、木星・土星・海王星の衛星の中にはほかの衛星と反対の方向(北から見下ろして、時計の針と同じ方向)にまわっているものもあります。

ほうき星の軌道

惑星と違って、ほうき星の軌道は、非常に細長い楕円です。

ほうき星の種類によっては、その楕円が太陽をまわって木星の軌道にまで届いているものやさらに、海王星の軌道にまで届いているものなど、いろいろあります。




太陽系の配置とは? わかりやすく解説!

夜の空を見ると、たくさんの星が輝いています。
しかし、これらの星の多くは、いつまで経っても、その位置をかえません。

ところがこの中に、だんだん位置のかわっていく星がいくつかあるのです。
昔の人は、このような星をたいへん不思議に思って、その運動を観察しました。


このいくつかの星のことを、惑星といいます。
昔から知られていた惑星は、水星・金星・火星・木星・土星の5つです。

さて、昔の人々は、これらの惑星が私たちの住む地球のまわりをまわっているのだと考えていました。

しかし、これでは惑星の複雑な運動をうまく説明することができません。

そこで、16世紀になるとポーランドの天文学者コペルニクスが地球も、ほかの惑星たちといっしょになって太陽のまわりをまわっているのだという説を唱えました。

こう考えれば、惑星の運動をずっとかんたんに説明することができます。

しかし、そのころの人は、人間の住んでいる地球は宇宙の中心であるはずだといって、コペルニクスの考えに反対しました。

けれどもいまでは、この考えかたを疑う文明人はいません。
実際に、地球も惑星の1つなのです。

望遠鏡が発明されてから、さらに天王星・海王星・めい王星の3つの暗い惑星が見つけだされました。

それで、惑星を太陽に近い順に並べてみると水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星・めい王星となります。

太陽がお母さんで、惑星は子どもだちというわけです。

この太陽の一家族のことを太陽系というのです。太陽系には、ほかにも、もっと家族がいます。それは衛星です。

衛星は惑星の周りをまわっている星で、太陽にとっては、孫になる星です。

月は、地球の衛星です。



火星には2つ、木星には12、土星11、天王星には5つ、海王星には2つの衛星があります。

水星・金星・めい王星には衛星が発見されていません。

月はいままで、地球のただ1つでしたが、この頃は人間のつくった、衛星――人工衛星――がたくさん地球の周りをまわっていることはみなさんがよく知っている通りです。

しかし、人工衛星は、自然の衛星にくらべると、ずっとずっと小さいものです。

火星と木星のあいだには、小惑星とよばれる小さな星が数万個もあってやはり、太陽を中心にまわっています。

小惑星は、どれも望遠鏡を使わなければ、見えないような暗いものばかりです。

また、みなさんは流れ星を見たことがありますか?

流れ星は、小さな岩やちりが、地球を取り巻く大気の中にものすごい速さで、飛び込んできて光るのです。

この小さい岩やちりを、宇宙塵といいますがこれも太陽のまわりをまわっているもので、やはり太陽系に属しています。

また、ごくまれに私たちが見ることのできるほうき星(彗星)もやはり、太陽系の一員です。

このように太陽・惑星・衛星・小惑星・ほうき星が集まって太陽系をつくっているのです。




モバイルバージョンを終了